長嶋代表監督がメンバーに書き送った「3」の文字の感想を聞かれると、「早くもっと丸い『3』の文字になればいいですね」、サッカー・アジア杯での中国の反日ブーイングには「今の時期は仕方がないが、サポーターが心配」、警察との攻防を繰り広げるカラス族については「お祭りの楽しみ方を知らない」――。ある日のワイドショーでの高木のコメントだ。どんな話題にも取りあえずの答えは用意している。それでも、どこかで聞いたような話ばかりで、気の利いたコメントに聞こえないのはなぜなのか。メガネをかけるのがそんなに知的か…。
高木がコメンテーターを始めたのは00年頃から。元女優で、「華の嵐」「夏の嵐」(ともにフジテレビ)などで主役を演じたが、その後、自律神経失調症を患い、98年に栃木県那須高原に移り住んだ。
「栃木での農作業を題材に“自然との共生”などの講演をこなすうち、しゃべりの仕事が増え、コメンテーターに定着したのです」(芸能記者)
この辺りに“違和感”を覚えてしまう視聴者が多いのではないか。
「たしか、田舎に引っ越したのは仕事が忙し過ぎて、精神的にまいったからという理由だったはず。それが今や、田舎をウリにして以前以上に忙しく仕事をこなしている。しかも、コメンテーターの時にだけわざわざメガネをかけて知的なイメージを演出している点に嫌みを感じる」(テレビ局関係者)
■ワイドショーのコメンテーターってどれもこんなもんでしょ。難解なことも言えないし、物議を醸し出すようなことは言えない。無難なコメントにおさまってしまう。草野仁の「ザ・ワイド」なんて最たるもんで、恣意的にマッチョ草野がコメントを誘導している。
ちなみに高木の出身校・和洋女子大(中退)の偏差値は40台そこそこだ。こんな声もある。「和洋女子大(中退)の偏差値は40台そこそこだ」って、学歴の低い→大物気取り、という論の展開はいただけない。東大卒にはコンプレックスで、三流大には優越感…ゲンダイの記者って、まさに偏差値教育の申し子なのかもね。
「島田紳助が“サンデープロジェクト”の司会をやったことで、今や政界にも色気を見せる大物気取りだが、どうしても、この姿が高木にダブってしまうのです。実際、この夏の参院選で、自民党比例候補として高木の名前が挙がり、本人はまんざらでもない様子だった」(前出記者)
形から入るよりも、もう少し中身を充実させてほしいところだが……。
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