国連開発計画(UNDP)は15日、2004年版の「人間開発報告書」を発表した。平均寿命や就学率、成人の識字率、1人当たり国内総生産(GDP)などから割り出し、国民生活の豊かさを示す「人間開発指数」で、日本は5年連続の9位だった。
1位は4年連続でノルウェー。2位はスウェーデン、3位はオーストラリア。対象は世界177カ国。
女性の社会進出度で、日本は38位と前年の44位から順位を上げたが、議会の女性議員比率(9・9%)でジンバブエ(10%)に次ぐ101位、賃金の男女比でカボベルデに次ぐ100位(女性の賃金が男性の46%)など、調査対象5項目中4項目で低迷。推定年収だけが19位(1万6978ドル)と上位を維持した。
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