2004年7月23日金曜日

ナベツネ激怒、朝日新聞世論誘導?

渡辺オーナー、朝日世論誘導で宣戦布告?(夕刊フジ)
 「何がファンの声だ!!」−。巨人・渡辺恒雄オーナーが久々に爆発した。発端となったのは天敵の朝日新聞が21日付朝刊で報じた球界再編をめぐる世論調査。70%が「2リーグのままがよい」と答えたことについて、早速、渡辺オーナーが噛み付いた格好だ。
 「何がファンの声だ!! 君らが勝手に扇動しといて。そんなことはねぇ、関係ないよ!!」
 もっとも、渡辺オーナーがファンの動向を全く無視しているというわけではない。「世論が関係ないということですか?」との問いには、「いや。世論は関係あるよ。ただ君らの予想が間違っているだけだ!!」と、世論結果そのものよりもマスコミによる世論誘導を痛烈に批判。
 もちろん、犬猿の仲である朝日新聞による調査ということも無関係ではない。これまでも朝日新聞の記者を名指しで批判するなど、何かにつけて目の敵にしてきただけに、今回の「70%」という数字も素直には受け取れないといったところだろう。
 2リーグ制維持でセ・リーグの5球団が結束するなど、球界再編をめぐる動きは予断を許さないが、それに加えて「読売Vs朝日」の場外戦も勃発。波紋はさらに広がりそうな雲行きだ。



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