2004年5月3日月曜日

欧州連合(EU)「拡大」「深化」/鳩山由紀夫・中曽根康弘

■欧州連合(EU)は、中・東欧やバルト三国など10カ国を新たにメンバーに加え、25カ国体制に拡大する。総人口4億5000万人、公用語は20か国語。経済規模も日本の倍以上で、アメリカとほぼ肩を並べる。まさに「大欧州」の誕生だ。
■欧州大陸を縦断する「鉄のカーテン」は取り払われた。しかし、この「大欧州」、一枚岩というわけではない。政治的にも経済的にも各国利害が衝突する。ラムズフェルド国防長官によって浮き彫りにされた、「古い欧州」と「新しい欧州」の路線対立もその一つである。
■この壮大な実験は非常に興味深いが、日本ではどうも取り扱いが少ない。それもあって、私も勉強不足だ。これ以上書いても、どこかの社説を薄めたような、うわべだけしか語れそうにないので、別の機会に改めたい。政治・経済・社会・域外外交…このインパクトは非常に興味あるし、アジアや日本に大きな教訓をもたらすはずだ。
■米英軍によるイラク人捕虜に対する残虐な映像が流れている。どうやら組織的なもののようで、一部の人間だけがやっているということではなさそうだ。死の恐怖が間近にあるとこうゆうことをしてしまうのだろうか。これは何もアメリカ人やイギリス人が残酷だからじゃなくって、戦争の残虐性の一端にすぎない。まぁ、こういう写真が出てくるってことはメディアはまだ健全さを保っているって証拠になるのか。日本だったら、「反日的分子」「反政府的行為」とかって怒られそうだからな。
■鳩山氏「中曽根先生、民主で出馬を」・本人は否定(共同通信)
 民主党の鳩山由紀夫前代表は2日のフジテレビの報道番組で、中曽根康弘元首相に夏の参院選に民主党から立候補するよう要請をしていることを明らかにした。ただ、一緒に出演した中曽根氏は「まあ、研究しようという程度で、今のところそういう気持ちはない」とあっさり否定した。
 中曽根氏は、鳩山氏が積極的に取り組む憲法改正問題などの“教師役”の1人。鳩山氏は憲法改正の過程で政界再編が起こる可能性に触れ「中曽根先生が民主党から参院に出馬していただくこと自体が政界再編につながる」と期待を示した。
・・・・あほか。中曽根が師匠じゃぁ、鳩山も頭がおかしくなるわね。リップ・サービスだと思っていたが、数回にわたって要請しているようだ。それにしても「政界再編」ってのが不可解だ。いったいどうしたいというのだ。
 番組は「報道2001」だろう。竹村健一など保守どもが、憲法記念日を前に毒電波を発信したんだろうな。


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