2004年3月9日火曜日

浅田農産会長の自殺

■京都府丹波町の浅田農産船井農場で鳥インフルエンザ感染が確認された浅田農産の浅田肇会長と妻の知佐子監査役が、兵庫県姫路市の本社で首つり自殺した。

■あの居直り社長に比べたら、気が弱そうだったからねぇ。謝罪とかしてたし…まぁ、予想の範囲というか、メディアに叩かれてる様子を見て、「自殺するんじゃないか」と思った人も多いはずだ。

■こうなると急に同情論が台頭してくるだろう。それがどうも嫌だ。今朝の『とくダネ!』(フジテレビ)で最初に知ったのだが、番組内で「責められてましたからねぇ」と同情している者がいた。その責めてたのは誰なんだ?

■いや、今回の場合、別にメディアを責めるつもりもないんだけど。確かに過熱取材という面もあったし、その意味で反省の材料にはなりうるだろう。しかし、どのような報道ならば適切だったというのか?それだけ世間の関心事であったし、真相を究明するのはメディアの仕事であるはずだ。少なくとも、会長が自殺した後で、手のひらを返したように同情するのはやめほしい。だったら「最初から言えよ!」である。そんな人にメディアを責める資格などない。

■浅田秀明社長とかマスメディアがどのような反応をするのか、注視したいところだ。あと、「モウケッコウ!」と言っていたあの大臣にも。


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