2004年3月4日木曜日

浅田農産社長の眉毛/佐藤観樹・東門美津子の疑惑

■やっと名古屋に帰ってきたのだった。どういうわけか、かなりハードなスケジュールになっている。それなりに更新をがんばってみるつもりですが、期待はしないでくださいね。
■それにしても、浅田農産の浅田秀明社長だ。鳥インフルエンザを隠蔽しようとしたと考えなければ、浅田農産の行動は説明できないのに…もはや嘘をつき通すしか道はないのだろう。マスコミにぼろ糞に叩かれても、「腸炎だと思った」と居直る…ちょっと滑稽だが、この精神的強靭さは見習いたい。
■そもそも、社長の眉毛の角度がひどく不可解だ。分度器を当てたくなるあの眉毛はなにごとだ。極限まで困り果てるとあぁいう顔になるとも考えられるが、あれは生まれつきだという向きもある。あるいは、刑事告発も検討されているが、そうなった場合、ますます眉毛の傾斜は厳しくなるのだろうか。
■「名義借り」疑惑によって、佐藤観樹(民主党・衆議院議員)は辞職することになりそうだ。どうやら疑惑は間違いではなさそうだ。辞職をしてもらえれば、民主党としても一安心といったところだろうが。ちょっと気になったのは、離党届を出す際には「混乱を招いた責任を取りたい」と言っていたことだ。潔白ではあるものの、混乱を招いたから責任を取る、などと言うケースがよくある。だが、マスメディアが騒いだだけで責任を取るなんて、おかしいじゃないか。メディアは「第四権力」であったとしても、絶対的な権力というわけではない。「どうかこれで勘弁してください」と言って情状酌量を求めているとしか思えない。
■社民党の東門美津子衆院議員に学歴詐称疑惑が浮上した。「オハイオ大学大学院修士課程修了」と書いていたが、実際には修士論文を提出しておらず、修士号は取得していないらしい。古賀潤一郎と違って、さほど問題にはならないようだ。まぁ、学歴詐称自体どうだっていいと思うし、この程度なら何とでも言い訳が可能だ。福島瑞穂も「本人に全く悪気はなく、党として問題にすることはない」と語っている。ただ、修論を出さずに「修了」などと書くなんて、一般的にはありえないし、詐欺行為である。この場合、「単位取得退学」ってやつだろうか。
■これまたどうでもいいことだが…菅直人「今日の一言」2月29日より
 オウム判決などの触発されて、「知的基礎体力」の欠如が話題になっている。政治議論においてもワンフレーズと一瞬の映像を巧みに操るテレビ人間、小泉総理の登場で、まともな議論が成り立たなくなっている。日本のマスコミの「基礎体力」の欠如も甚だしい。かつてブレア首相が来日した時、同行のイギリス人記者が「あなたの手は血に汚れているのではないか」と質問し、ブレア首相は青ざめた。小泉総理を青ざめさせるような日本人記者の質問を聞いたことが無い。

■やれやれ…政権を取れない菅サンがまた愚痴を言っていますよ。「テレビ人間」とはよく言ったものである。なにせ小泉純一郎が台頭する前は、菅直人のパフォーマンスが非常に注目を集めており(田中真紀子に次ぐ二番手だった!)、彼のどぎついパフォーマンスは「カイワレ大臣」という称号をもらうほどであった。食べるのはカイワレだけではない。カメラ目線で、諫早湾のノリや吉野家の牛丼にもパクついた。しかし、悲しいかな、メディアが扱ってくれない。菅には自分こそが元祖という自負がある…だから、小泉総理に嫉妬しているのだろう。
■記者の「知的基礎体力」を疑う前に、まずは自分がそれを持っているかを問うべきだろう。批判の急先鋒は、野党第1党である民主党の党首であるべきだが、小泉総理を青ざめさせるような「菅直人」の質問を聞いたことが無い。自分の「知的基礎体力」では総理を青ざめさせる質問ができない、そのことを自覚しているのかもしれない。だから、メディアの首相批判で世論を誘導し、自分のところに総理の座が転がり込んでくることを期待するしか術がないのだろう。こんな愚痴を言っている暇があるなら、自身の「知的基礎体力」を鍛えることをお勧めする。


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