2003年11月10日月曜日

町村信孝「首相の求心力、高まった」


■町村信孝・総務局長
「党全体としてはよくやった。実質的に過半数を超えたと言っても過言ではない。首相の求心力はむしろ高まった」

求心力が高まった?そりゃぁ、そうでしょう。
それは派閥議員数の動向を見れば、わかりやすい。
��今後の増減はありうる)
森派 +9
山崎派 +3
旧加藤派 +2
橋本派 −9
亀井派 −7
堀内派 −6
森派出身の小泉首相が「もう派閥の時代じゃない」と綺麗ごとを言うが、一方で、主流派・非主流派の勢力図は露骨な変化を見せている。
どうやら新人や元議員を森派幹部(森喜朗・中川秀直・町村信孝など)が森派に勧誘し、勢力拡大を図る一方、親小泉候補を小泉首相や安倍晋三が精力的に応援した模様。それが今回の主流派拡大につながったわけだ。
「自民党をぶっ壊す!」と絶叫しつつ、道路族や郵政族の牙城を狙い撃ちにした「改革」を実行し、ちゃっかり自分の権力を拡大させている。今ではすっかり「ザ・自民党」だ。
「自民党をぶっ壊す!」の「自民党」には、当然「森派」も含まれていると国民は思っていたわけだが。


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