2003年5月15日木曜日

横田滋:どもる人

■『北朝鮮拉致“めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる”』(テレビ東京)なるものをチラッと見た。やっぱりと言うべきか、現実の人々を知っているだけに、ちょっと違和感がある。まず、なによりも横田のオヤジである。「なぜ、どもらないんですか?」と問いたい。どもらない横田のオヤジなんて、俺は認めないよ。

■大相撲ガラガラ、入場者7割切った…らしい。相撲なんて、金払ってまで見に行きたいと思うのかね?まぁこれはあらゆるスポーツに言えることなんだけど、別にテレビで見れるならテレビでいいじゃんって思う。んなことを言っていると、「生には生の臨場感がある!」という反論をいただくかもしれないが、それって本当にスポーツを「見る」行為なのだろうか。

■民主党の前原誠司が言うのだ。「55年体制下の社会党と違い、民主党は外交・安全保障問題で自民党とそれほど大きな違いがない。むしろ、安保政策でも改革姿勢を示すことが、次の政権を狙う民主党のあるべき姿だ」。やれやれ…「次の内閣」と言い続けても、政権担当能力がないと言われ続けてきた。「次の内閣」の言葉の虚しさの反動かどうかは定かではないが、自民党との妥協に必死だった。「大きな違いがない」と言いきるなら民主党など必要ないし、そもそも、こんなことで「民主党も政権担当能力を付けてきたな」などと誰が思うものか。

■小泉内閣メールマガジンにて、小泉首相は「安全保障という国の存立にかかわる基本的な問題は、ひろく国民全てが議論をして、合意をつくっていかなければならないものだ」と言っているが、多くの国民が有事法制に関心を示していない。有事法制を主張する者は、「北朝鮮」という「脅威」に備えてなどと言うが、国民の側は「脅威」なんて感じてないんじゃないか。そもそもこの「脅威」ってのが曲者だ。一部の勢力が、誇張し、人為的に作り出しているという気がしてならない。北朝鮮にいったい何ができるというのか。アメリカ様が北朝鮮を侵略する時に備えてってこと?

■アメリカが侵略→北朝鮮が日本にミサイルを打つ可能性がおきる→有事…ってわけね。で、当然のように、日本軍も北朝鮮に侵攻するに違いない。だって、あの臆病者の金正日が、わざわざ返り討ち覚悟で攻めてくるなんて考えられない。いったいどういう状況だよ。


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