2003年4月4日金曜日

オタクと室井佑月

■TBSの「Pooh!」という番組で、あるネットアイドルに密着していた。常にコスプレしていたり、変な格好・ポーズでファンから写真を取られたり、ファンのためのオフ会を開催したりととても大変なのだ。

■そうとう痛い人だなぁ…これは率直な感想だ。コメンテーター(?)として出演していた室井佑月も同様の違和感を持ったようで、「まったく価値観がわからない」「この人よっぽど自分のことが好きなんだね」と室井は発言する…。完全に侮蔑だ。取材しておいてこの仕打ちはひどいんじゃないかと思うほど露骨に。それに対して、白石美帆も内心は確実に「きも〜」って思ってるのだが、好感度を気にして、ネットアイドルの立場を擁護する。しかし、そんな白石に室井は言うのだ…「彼氏があんなの(オフ会)を見に行ったらどう思うの?」と。こう言われると白石は何も返せない。

■また室井は「ファンの人たち、顔出しちゃっていいの?」と言う。これも侮蔑以外の何物でもない。顔出しの許可は任意で取っているらしい。つまり、世間でどのような目を向けれるかを自覚している人が顔出しを拒否したのだ。残りは無自覚なのか。

■でも、嘲笑されることを自覚しているのに、顔を出したという人もいるかもしれない。だとしたらちょっと感心してしまうなぁ…自分の信じる者を胸を張って応援しているのだから。

■にしても、あのヘアースタイルとファッションセンスはなにごとだ。そして、何よりも問題なのは、バンダナだ。1980年代の人でしょうか。まるで「はねるのトびら」の「おーたむSAN」と「MUGA様」のコント(ネットアイドルにはまる、いわゆる「オタク」を笑いのネタにしたコント)のような人たちだ。デフォルメされているキャラとはいえ、あれに近い人は本当にいるのだ。

■そうそう、「はねるのトびら」と言えば、今日の15時から「レギュラーSTART直前スペシャル」をやるらしい。ついに「はねトび」復活だ。まぁ、あの番組は根強いファンがいるから当然のことかもしれないが。

■ボブサップは練習不足のせいで負けたという非難にもかかわらず、テレビに出続けている。野獣キャラが飽きられていることを自覚してか、最近すっかりお茶目な人になっている。サップの右目は相当ひどいことになっており、それでも笑っているサップはなんだか痛々しい。


0 件のコメント: