2003年4月28日月曜日

北朝鮮、ベルヌ条約・批准

■しばらく見ていないうちに『朝なま報道局』(TBS)の田勢康弘のポジションが黒岩徹に変更していた。あぁ…ちょっとショックだ。田勢がいないあの番組なんて、どこに魅力があるってんだ。誰も草野満代の着物姿なんて興味はないわけでして。

■朝ナマ報道局の番組ホームページを見れば、番組は「草野満代の着物姿」を前面に押し出していることがわかる。『満代の「今週の着物」』なるコーナーがあり、草野の毎週の着物がチェックできるのだ。いったい誰が見るんだよ。草野マニアか着物好きだろうか…いやいや、別にそういう人はいないと否定するつもりはないのだが。

■『ザ・サンデー』(日本テレビ)では、北朝鮮が批准したベルヌ条約が明日から効力を持つ…ということを長々とやっていた。あいかわらず、北朝鮮にささげる情熱はただごとではない。そこからも北朝鮮のベルヌ条約のショックが窺い知ることができる。もうこれが見納めとばかりに映像を流していた。『ブラックワイドショー』の打ち切りとなるなど、著作権を無視できなくなった影響を日テレはもろに受けている。

■前にも書いたが、条約に加盟しているから著作権を守り、加盟していないと著作権を無視する…って姿勢は、根本的に間違っている気がしてならないのだが。メディアってのは著作権には敏感でないといけないんではないかい?それを条約に加盟していないから、著作権を無視してまえ!ってのはおかしいと思うのです。

■『サンデープロジェクト』には亀井静香が登場。田原総一朗も指摘していたが、総裁選で亀井静香は小泉純一郎を支持したわけで、ある意味では「小泉政権の生みの親」なのである。そんな亀井が小泉純一郎を批判しているなんて、まったく厚顔無恥にもほどってもんがあるんですね。田原は、亀井の倒閣宣言を引き出したいこともあって、「生みの親なんだから、責任を持って小泉おろしをすべき」と言うのだが(田原はよっぽど倒閣発言を引き出したいらしく、もういいよってぐらいしつこく言うんだ)、亀井はその点はごまかした。亀井は批判しているポーズを取っているだけで、結局動いていないんだよね。

■亀井は、小泉純一郎と口裏を合わせて「構造改革と抵抗勢力」という題目の芝居をしているんじゃないか。「自民党をぶっ潰す」と強弁した小泉さん、そして、対立の構図を持ち出すことによって小泉政権の支持率を上げている「抵抗勢力」の亀井さん…自民党政権の維持するための巧みなコラボレーションだ。それはそれは、とんだ茶番劇なのですよ。

■それにしても、番組で4月には絶対に景気が良くなると断言していた塩川正十郎を出せってんだ。まぁ、塩爺のことだ…機密費の時みたく「忘れてしまいました」とお得意の痴呆っぷりで逃げるかもしれないが。あんなボケ老人が財務大臣であることに、この国の悲劇がある。

■以前にも書いたが、あんな痴呆老人が財務大臣をやっている理由はこうだ…根っからの大蔵族である小泉さんは財務省の官僚様にフリーハンドを与えたいんだ。やはり政治的な介入なんてものは排除しなければならない。そこで、「塩爺」という「操り人形」が大臣ポストに用意されたのだ。この操り人形は本当に便利ですよ。経済オンチであるばかりか、頭も空っぽだから、思うどおりに動いてくれる。さらには「瞬間湯沸し機」の異名どおり、竹中平蔵なんていう不埒な輩にも、惜しむことなく「マジギレ」を披露してくれる。最高の財務大臣をいただきましたね?


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