2003年4月26日土曜日

梨花の恋愛体質

■SARSってのは終息していく見込みがあるのか、なんてことを考えてしまう。どうやって撲滅するんってんだろう。そもそも、どこからこの病気が沸いてきたんだと思うとひどく不可解だ。
■地下鉄サリン事件…松本智津夫(麻原彰晃)に対し検察が死刑を求刑。初公判からすでに7年が過ぎているわけで、新聞各誌は裁判の長さを指摘する。まだまだ裁判は続くのだろう。死刑よりも寿命で麻原は死ぬんじゃないかとさえ思える。12人の国選弁護人には、これまでに約4億円以上の国費が弁護料として注ぎこまれている…らしい。この点の問題に我々は無関心でいるわけにはいくまい。
■ちなみに、僕は死刑廃止論者なんです。死刑による抑止効果や被害者の感情への配慮を!なんて主張にはちょっと否定的っすね。死刑による抑止というのはまったく怪しい。死刑を恐れて犯行におよばない潜在的な凶悪犯…そんな奴がいるのか。「被害者の感情」というものを国家が汲み取って仇討ちするってのもちょっと違うんじゃないか。まぁ、僕の死刑廃止の根拠は、スタンダードな死刑制度廃止論と同じですね。
■タレント・梨花が初エッセー「恋愛体質」(講談社)を発売し、梨花が以前、交際した4人の男性との恋愛模様を赤裸々につづった…らしい。サッカーの柳沢、さまぁ〜ずの大竹が餌食になっているようだ。このての暴露本ってのはほんと汚いと思う。書かれる側の身にもなってみたまえ、付き合ってた恋人が自分をネタに商売を展開するのだ。そして梨花は「恋愛のプロ」として名を売り、卑しくも芸能界に生き残ろうとする。こんな奴が偉そうに「恋愛」を語るのだ。あぁ、嫌だ嫌だ。吐き気がするね。
■梨花は言うのだ…「相手があってのことですが、終わったこと。私の思い出」「恋愛に憶病になっている人の参考にしてもらいたい」と。しかし、梨花自体が「恋愛」の恐さを示しており、人々を臆病にさせる要素がある。むしろこれは「恋愛のすすめ」というよりも「恋愛の注意点」を示している…そこから得られる教訓は、梨花のような最低な奴とは付き合ってはいけない、相手をよく選んで恋愛をしましょう、ということである。
■たまたまマネーの虎を見ていたら、ひとりの虎が「私たちのことを知っていますか?」とあるイラン人の方に聞いた。彼は、加藤和也以外の虎たちのことは「職業」を答えたが、加藤に対しては「美空ひばりさんの息子ですよね」と発言。加藤は「いちおうプロダクション経営をしているんですけど」とムッとした様子。加藤のアイデンティティを否定するような迂闊な発言だったが、やっぱり加藤和也は「ひばりプロダクション社長」というよりも「美空ひばりの息子」ですね。


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