2003年3月30日日曜日

ご意見番スポーツ

■酔っ払いというのは本当に厄介なものです。僕がぐっすりと眠りについていた深夜2時すぎ、某有名劇団で役者してる知人のMさんから電話があった。いやいや…この深夜にいったい何事だ。今何時だと思ってんの?と聞いても、いやぁ〜携帯がつながらなかったからね、ふふふ…と全く噛み合わない。こんな時間に電話してきて、「ふふふ」とは何事だ。そうかと思えば、いろいろ私も大変なんだよぉ…と一方的に愚痴をこぼしだした。普段のMさんは非常に好感が持てる人物だったので、ついつい酔っ払いバージョンのMさんの愚痴にも付き合ってしまった。しばらく、まったり話をしていたら、急に沈黙しだすMさん…(このあと予想だにしない事態が!…ガチンコ調)
■…寝やがった。Mさんは完全に寝てしまった。ふふふ…寝ちゃったのか、じゃぁ、おしゃべりは終わりだね…などと電話を切った時は穏やかな気持ちだったが、再び眠りにつこうとふとんに潜り込んで、ふと思った。そうだった…電話のある前に、寝ていたのは僕だった。それが起こされて、Mさんが寝てしまった。で、僕は中途半端に目がさめている。この状況はいったい何だろう…なんてことを考えるとだんだんむかついてきた。ちくしょう、なんなんだよアイツは!電話をつなげっぱなしにして、電話代を負担させてやればよかった。ベットから飛び起き、とりあえず、「うらみます、うらみます…」というメールを送りつけてやった。俺のうらみを思い知れ、ばかものが。
■『ブラックワイドショー・第三惑星放送協會』(日本テレビ)が最終回を迎える…ということでチェックしてみることにした。が、昨日は睡魔が襲ってきたんで、録画することにした。結果は失敗。野球のせいで40分押し。ちくしょー、気になる。なにもかも野球のせいだ。野球なんて大嫌いじゃーい!と思う元・野球部員です。
■「サンデーモーニング・ご意見番スポーツ」(TBS)の大沢啓二がすばらしいバカっぷりを披露した。プロ野球開幕の日に行われたサッカー「日本×ウルグアイ」に対して怒る。「プロ野球の開幕なんだから、サッカーの試合なんて遠慮すべき」とトンデモ理論をしつこく展開した。おいおい、ほんとうにこんな奴を使っておいていいのかよ。ちなみに、このサッカー日本代表の試合はTBSが放送していました。
■一方、裏番組の「ザ・サンデー」はと言うと、「独占スクープ・喜び組の実態」的な特集をやっていた。「喜び組」を「独占スクープ」ができて、そんなに誇らしいのかよ。
■角田信明競技統括プロデューサー、谷川貞治イベントプロデューサーという新体制として出発したK−1。谷川がちゃっかりプロデューサーになっているのには驚いた。石井和義に取り入って、ついにここまで成り上がったか。谷川は嫌いなんだよなぁ…
■メインのミルコ・クロコップ×ボブサップ…あいかわらず、引っ張る引っ張る…試合前のリポートを随時はさんだり、「注目の試合はこの後です!」なんてことを何回も言い続けて、いっこうに始まんない。あざといなぁ。いくら他の試合に魅力がないからって、ちょっと露骨すぎるなぁ…。
■実況の三宅正治アナが、入場のときに本人になりきっているが、あの寒さはなにごとだろう。ミルコやサップになりきった三宅は興奮気味に言うのだ…「俺のハイキックを食らって立っていた奴はいない!」「たった数ヶ月で時代が俺にひざまずいた、時代は俺に追いつけない!」と。おまえ、誰だよ?
■さんざん引っ張ったが、ミルコがあっけなく勝利。ボブサップは、メディアの露出が多く「トレーニング不足」という向きもあろうが、あれくらいのハンディがあった方がファンを満足させられるだろう(僕は不満だけど…)。格闘技ファンってのは、やっぱ「柔よく剛を制す」といいましょうか、培われた「テクニック」に「パワー」が屈服する場面というのが見たいのだ。「でかいだけ」で勝つのは、「格闘技」の姿としては、やっぱりまずいんだよね…それもどうかと個人的には思うけど。
■アーネスト・ホーストの「アイアムフォータイムズチャンピオン」と何回も言っていたのはどうかと思う。「ミスターパーフェクト」だったのが、「アイアムフォータイムスチャンピオン」になってしまった。かなりダサいぞ。和訳してみましょう…「私は4回チャンピオンになってます。」これをしきりに言い続けるのは、かなりまずいことになってやしないか。


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