2003年3月15日土曜日

覆面レスラー

■このサイトのタイトルを変えたいと思っている。現在のものはダサすぎるので、「えこのみっく生活計画」は「経済辞典」の名前にしよう。新タイトルには、脱「○○」宣言とか反「○○」宣言にしようかと思う。
■反「保守」宣言なんてのもありかなぁ…なんてことも思ったが、勘違いした野郎が議論を挑んでくるとうざいので、もっと政治色を薄める必要がある。したがって、「リベラル」「リベラリズム」などと語句もいけない。「半」という語を使って、半「リベラル」宣言は…なんてことも考える。
■脱「市民」宣言や脱「俗物」宣言などはどうだろうか…なんてことを考えていた。しかし、いずれも偉そうに見えるからいけない。「批判精神」という語句も捨てがたい。しばらく考えてみよう。
■「みちのくプロレス」社長で覆面レスラーのザ・グレート・サスケが、岩手県議選盛岡選挙区に無所属で立候補する…らしい。で、覆面はつけたまま…これには選管も困惑しているという。覆面は違法ではないのだ。
■いやぁ…なんて申し上げてよいのやら…ファンの心情はいかがなものか?プロレスで培った知名度を勘違いして、政治に色気を出すなんて…仮に、僕の好きな格闘家が「政治家になる」と言ったなら、興ざめだ。自分には見る目がなかった…と恥じるだろう。
■そもそも、「覆面レスラー」というのがわからないじゃないか。いい年した大人が、すこぶるセンスの悪いマスクを被ってリングの上ではしゃいでいるなんて、バカとしかいいようがない。あんな格好で人々の前に出て、恥ずかしくないのか。一度、自分の格好を鏡に映して見てみるとよいと思うのですよ、あれは。あんなマヌケな格好で主張されても、まったく説得力がないじゃないか。
■第一、「ザ・グレート・サスケ」という名前はどうなんだ。グレート?まさか…これも「偉大なる」か。「偉大なるサスケ」…自分で言うなよ、ってか自画自賛かよ。「偉大なるサスケ将軍」にゃぁ金正日将軍様もビックリである。
■僕は「覆面レスラー」に関してあまりにも無知だが、あの「獣神サンダーライガー」というのもどうかと思うのですよ。バカにしか見えない、という「覆面レスラー」の共通点を持つのだが、彼の場合は自分で「獣神」を名乗り、自信満々のバカなのだ。背も低くく、中肉中背という感じで、「あれで獣神なのか?」と物足りなさを感じる。ボブ・サップですら「野獣(ビースト)」と控えめなのに、ライガーは当たり前のように「獣神」なのだ。あの自信はいったいどこからやってくるんだ?「獣神」とは「獣の神」であり、「獣神>野獣」という構図なのだ。人々はそこに疑問を抱くべきだ。「あれは本当に獣神なのか?ことによると、ただのバカじゃないか?」と。
■百億歩譲って、ライガーがサップよりも強いとしても、あんなマヌケな「お面」を被った奴が「獣神」なものか。彼はあの「お面」を見て言うのだろうか…「よし!獣神の名にふさわしく、かっこいいマスクだな!」と。自分の姿を鏡や映像・写真で見て言うのだろうか…「俺、イケてるなぁ…」と。本人がそう思うのなら、そっとしておいてあげようとも思う。王様がハダカであることを指摘してはいけない。なぜなら、真実を知った彼のショックは計り知れないからだ。


0 件のコメント: