2003年1月29日水曜日

カレー・インド人も絶賛

■ここに「インドカレー」(伊藤製パン株式会社)というカレーパンがある。キャッチコピーは「インド人も絶賛 深い味わいときわだつ辛さ。」…誰だよ「インド人」って。人々には「インド人はカレーにうるさい」というイメージがあるのだろうか。しかし、フランス料理で「フランス人も絶賛」とか、中華料理で「中国人も絶賛」というフレーズはあまり使われないように思える。が、インド人に関しては「カレー」を絶賛し続ける。

■日本人がインドを無理やり絶賛させているに違いないのだが、インドに行ってカレーを食い、かつ、我々日本人にとってそのカレーがおいしいと言えるのだろうか?それをした上でインド人に絶賛させてほしい。まぁ、それでも「インド人って誰だよっ!」という根源的問題は残る。インドの人々にこのカレーパンを食わせたら「俺はこんなものは認めないよ」と言うかもしれない。

■あと、本場の味を名乗るなら、「おいしい」と絶賛されるよりも「同じ味だ」と言わせることの方が重要だ。だってそうだろう、じゃないと「寿司」だって「インド人も絶賛」しうるのだから。

■書いていて気がついたのだが、外国のまずい寿司屋で「日本人も絶賛」というキャッチコピーで商売しているところもあるかもしれない。となると、僕ら日本人として「ちょっとまってください」と物申したいではないか。というわけで、「インド人も絶賛」を抗議してなんとか止めさせる必要がある…じゃないとインドの方に申し訳ない。

■「インド人も絶賛」の源流はなんと言っても、『インド人もビックリ』であり、コマーシャルを流したエスビーの責任は免れないのだ。しかし、「ビックリ」はまだ「絶賛」に比べたら控えめだ。「即席カレー」というものに「ビックリ」しただけかもしれないからで、別に「絶賛」したわけではない。…とまぁ、こんな馬鹿げたことを試験前に書いてしまって、ほんと反省している。これは明らかな現実逃避である。

■スパイ工作に使用されたとして、「万景峰号」に対する風当たりが強くなっている。工作活動と万景峰号とのつながりは今になって言われ始めたことでもないが、鬼の首でも取ったかのように振舞う連中が出てくるんだろうなぁ…警視庁の犬・平沢勝栄あたり。

■国連報告によってブッシュ大統領ががぜん勢いづいてきた。イラクはこれ以上「非協力的な態度」を見せるのは攻撃の口実を与えるだけだから、協力せざるをえないのだろうなぁ…ってことは、いずれにせよ、アメリカの攻撃は秒読み段階か。

■そんななか、イスラエルではシャロン首相率いる右派政党リクードが選挙で大勝した。はぁ、テロとの戦いか。アメリカでユダヤ人は圧倒的な力を持っている。たとえば、チェイニー副大統領もユダヤ系だ。彼はオイルプレジデントと自分たちの利権のため、石油のために血を流そうとしている。戦争過去に迫害されてきたユダヤ人、今度は迫害する側になった。


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