2003年1月23日木曜日

痛みに耐えてよくがんばった

■小泉内閣メールマガジンで、貴乃花に関して「実は奇跡的な回復を期待していたんです。残念です。」と言っている。「痛みに耐えてよくがんばった」後、どうなったかについては言及していない。そのうち「“構造改革”という呪文を唱え、竹中平蔵さんに丸投げしていれば、実は日本経済の奇跡的な回復を期待していたんです。残念です。」なんてことを他人事のように言い出すんじゃないか。
■前に取り上げたが、ハンバーガーの食べ過ぎが原因で肥満や高血圧、糖尿病になったとして、マクドナルド社が訴えられていた集団訴訟で、ニューヨークの米連邦地裁は「食べ過ぎた本人の責任に過ぎない」として、原告の損害賠償請求を棄却した。まぁ、当然だろうと思うのだが、原告側弁護人は、訴状を修正して再提訴する方針らしい。まぁ原告側の恥の上塗りということになるだろうが、それだけではすまされない。マクドナルドのイメージはますます悪化するだろう。肥満が深刻な社会問題となっているアメリカだ…それとマックが結びついてしまう。
■党首討論が5分延長になるらしい。でも、まだ時間が足りないだろう。党首討論は与党に対する批判意見にスポットライトが当たる重要な場だ。しっかりとした議論をするには時間が少なすぎる。
■滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の校舎保存問題をめぐり、大野和三郎町長が文部科学省を訪れ、現校舎を国の重要文化財に指定するよう陳情した。なんじゃそりゃ。あんなに壊したがっていたのに…なんて面の皮の厚さだろうか。まぁ、大野町長の悪人面とはマッチするし、わかりやすい行動ではあり、愛すべき小悪党だ。リコールでクビになりそうだが、彼こそ重要文化財に指定され、保護されるべきだ。
■衆院予算委員会の質疑に菅直人が立ち、?8月15日の靖国神社参拝?国債発行額を30兆円以下に抑制?予定通りのペイオフ解禁の3つの「公約違反」を追及した。が、小泉首相は「この程度の約束を守らないことは大したことではない」と反論…ものすごい開き直りだ。印象が悪い。もっとうまい逃げ方があったろうに。菅直人はやはり論戦がうまく絵になる。が、国民が小泉内閣への失望することはあっても、すぐ民主党支持ってことにはなるまい。


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