2004年10月19日火曜日

薄毛人口

成人男性26%が薄毛…東京で通行人を調査(夕刊フジ)
 アデランスが今年9月、東京の3つの主要駅で成人男性の通行人約9700人を調査した結果、26%が薄毛で、日本の成人人口から推定すると薄毛人口は約1900万人、1回目の1982年の15.6%から比べ、22年間で1.67倍増加しているという。

 同社は薄毛人口の増加原因について、
?高齢社会になったことによる調査対象年齢の人口増
?高カロリー、高脂肪食の摂取など食生活の欧米化
?生活サイクルの多様化や不況による心身のストレスの増加
−が考えられるとしている。

 調査地点の調査員は4人で、2人がそれぞれ成人男性とみられる通行人の数をカウント、別の2人が同様に前頭部の生え際が後退していたり、頭頂部やつむじ付近が薄くなったりしている人の数を数えて平均する。
 調査員は9700人もの男性の頭部をジロジロとチェックして、ハゲをカチカチとカウントしていくわけでしょ。なんか滑稽な映像だなぁ。

■でも、これって失礼だよ。4人に取り囲まれて頭部をチェックされる…ハゲの人にとって、かなりの精神的ダメージになるんじゃないか。「なに見てんだよ!」とキレる人とかいないのか。あるいは、「ハゲ」にカウントされた者にだって、「僕のココはおでこですよ」という言い分があるかもしれないじゃないか。けど、問答無用で「ハゲ」という烙印が押すわけでしょ? …ひどいじゃないですか。

■ま、こうやって男性の危機意識を高めておけば、アデランスに駆け込んでくる…そう企んでいるのだろう。「ハゲの味方」みたいな顔をしているくせに、人の弱みに付け込んで、なんてあくどい商売をしているんだ。そもそも、なぜハゲはいけないのかをアデランスに説明してほしい。


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