2004年10月6日水曜日

さまぁ〜ず躍進

秋の番組改編で一気に踊り出たさまぁ〜ずのウケ方 (日刊ゲンダイ)
 秋の改編特番が洪水のように放送されている中で、出ずっぱりのタレントといえば、お笑いコンビ「さまぁ〜ず」。大竹一樹(36)と三村マサカズ(37)の2人組だ。

 お笑いの世界の最近の話題は「くりぃむしちゅー」の躍進だが、「さまぁ〜ず」はそれ以上といってもいいほど。なにしろ今週スタートの新番組だけで4本もある。6日の「指名手配」(テレビ朝日)と「天才!トコロ店」(TBS)、7日が「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレ朝)、「サンクチュアリ/大人の聖域」(日本テレビ)で、これでレギュラーは8本。このうち7本が夜11時以降。“深夜番組の帝王”といわれるゆえんである。

 なぜ、人気なのか。
「このコンビの特徴は相手をうまくはぐらかすオトボケです。『くりぃむ――』のウンチクや宮迫博之が人気のコンビ『雨上がり決死隊』の過激さとは一線を画すユーモラスなギャグが受けているのです。他のコンビと違うのは2人とも同じくらい力量があることで、彼らは視聴者を飽きさせません」(放送作家)

 しかし、そんな一芸だけで浮上できるほど芸能界は甘くない。「さまぁ〜ず」にはラッキーな環境があるのだ。お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の凋落だ。内村光良の不倫騒動でウンナンへの仕事のオファーが激減している。
 実は皮肉にも「さまぁ〜ず」はウンナンの弟子筋にあたるコンビだ。そもそも「バカルディ」というコンビ名でデビューしたが、鳴かず飛ばずで、ウンナンの「新ウンナンの気分は上々。」に出演し「さまぁ〜ず」に改名したのがブレークのキッカケになった。そのうえ、ウンナンをあっさりと抜き去ってしまった。

 さまぁーず は好きなコンビだけども…メインでやるよりも、「若頭」的なポジションをしている方がおもしろい気がする。内村プロデュースの さまぁ〜ず が一番おもしろいし。むしろ、ウンナンの低迷は、さまぁ〜ず にも波及していくんじゃないかな。


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