北朝鮮の「朝鮮中央テレビ」(KRT)が制作した番組を、日本のテレビ局が放送することに対し、在日本朝鮮総連合会(朝鮮総連)がKRTに放映料を払うよう要求していた問題で、TBSとテレビ東京が報道での引用以外、放映料を支払うことで合意したことが11日までに分かった。ただ、日本政府は国交のない北に「支払う必要はない」との立場を取っており、フジテレビや日本テレビは対応を検討している。
拉致問題で急速に北朝鮮への関心が高まった結果、日本のテレビ各局は、タイの放送衛星から流されているKRTの番組を無料で受信したり、海外の通信社から購入したりして、報道番組だけでなく、ワイドショーでも盛んに放映してきた。
そうしたなかで昨年4月、北朝鮮が著作権保護に関する「ベルヌ条約」に加盟して、朝鮮総連がKRTの代理店を設立。放映権料を支払うよう日本のテレビ局に要求していた。その結果、TBSとテレビ東京は、今年6月から「報道引用を超える場合は所定の使用料を払う」などと合意。NHKも「配慮する」と回答したとされる。
テレビ朝日はこれまでも別のKRT代理店に映像使用料を払っていたが、フジテレビや日本テレビは対応を検討している。日本政府が「国交がない北朝鮮がベルヌ条約に加入しても著作権は保護されない」との見解だからだ。
「テレ朝、払ってたのかよ!」というネタ。まぁ、報道機関のあり方としては正しいと思うよ。国交がないことにつけこんで、著作物を垂れ流すってのはねぇ。編集するだけで視聴率とれるなら、これほど楽なこともないけど。
■夕刊フジは「あの律動体操も見られなくなるが、わざわざ将軍様にお金を支払ってまで見たいという人も少ないだろうから問題はないのかも」と締めくくっているけど、ベルヌ条約加盟によって、打ち切りに追い込まれた『ブラックワイドショー』(日本テレビ)は、一部マニアの間では、根強い人気があったと思うのだが。
■日本テレビとテレビ朝日は、まるで北朝鮮の放送局かってぐらい流していたが、テレ朝は金払ってたのか。いったいどれくらい北に「経済支援」したんだろね。
■「北朝鮮」は、バラエティとしてのジャンルを築き上げるまでにいたったが、このままブームは終焉を迎えるのだろうか。
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