ケリー夫人、思わず「失言」 保守系紙記者に(朝日新聞)
ケリー上院議員のテレーザ夫人が、新聞記者に「くそくらえ」(shove it)と発言したことが米メディアで大きく取り上げられている。テレーザ夫人は歯にきぬ着せぬ物言いで知られており、ケリー氏は「気持ちを適切に話したのだと思う」と弁護しているが、ケリー陣営は26日からの党大会で敵対的な選挙運動は展開しないという方針を打ち出したとあって、注目を集める結果になった。
AP通信などによると、ことの始まりはテレーザ夫人が25日、ボストン市内で開かれた自分の地元ペンシルベニア州の代議員を集めたレセプションで、「政治に忍び寄る非ペンシルベニア的な、時に非米国的な特性を阻止する必要がある」と語ったこと。
だれも名指しにはしなかったが、同州の保守系紙の記者が「非米国的とはどういう意味か」と問いただし、こじれ始めた。
夫人は「そんなことは言っていない」と否定。しばらくしてから同じ記者に再び聞かれたため、「あなたは私が言わなかったことを言った。くそくらえ」と啖呵を切った。この様子は全米に放映された。
夫人のスポークスマンは「これは右派新聞が狙った策略で、夫人や家族についてわざと不正確に伝えている」と反論、沈静化に必死だった。
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