■平沼拉致議連会長、訪朝批判と擁護で揺れる発言 (読売新聞)
平沼氏は22日夜、日朝首脳会談を受けて拉致被害者の家族連絡会のメンバーらと記者会見に臨み、「(安否不明の10人の情報がなかったのに、人道支援に踏み切るのは)安易な妥協だ」と言い切った。当初は、厳しい非難をして時流に乗ろう…って考えたんだろう。家族会も批判していたんで、「我こそは家族会の代弁者だ!」とばかりにしゃしゃり出てきた。が、世間では「評価する」と肯定的だった。これに最も面食らったのは平沼だろう。
しかし、24日の党拉致問題対策本部では、岩屋毅衆院議員らが「家族会が首相を『子供の使い』呼ばわりするのは失礼千万だ。なぜ、拉致議連が黙って見ているのか」と平沼氏らの対応を批判。平沼氏のホームページにも、「首相批判は筋違いだ」といったメールが相次いだ。
平沼氏は25日の拉致議連総会で「訪朝自体は評価したい」と“軌道修正”し、28日の群馬県太田市での講演では「これからが本当の勝負で、首相にはがんばってほしい」とエールを送った。25日の衆院本会議では、首相に近い森前首相に「(首相批判で)ご心配をおかけしました」と語りかける場面もあった。
平沼氏は「家族の思いを代弁していきたい」との思いを持っている一方で、次の総裁選出馬を目指し、党内で幅広い支持を得たいというのも本音だ。だが、党内では「発言がぶれるのはまずい」との声も出ている。
■拉致問題によって、安倍晋三が人気を獲得したために、二匹目のドジョウを狙うべく、拉致問題を政治利用する動きが加速していた。「ポスト小泉」レースで勝利するために、平沼さん、点数稼ぎしておきたかったのだろうなぁ。まぁ、その魂胆はみえみえだったから、一部から失笑をかうかたちになっていたが。で、ここで空気をよんで方向転換ですか。平沼総理待望論…わきあがってこなくて残念でしたね。だけど、こういった発言のブレによって、保守派の支持を失ってしまうんじゃないっすか。
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