2003年5月30日金曜日

中野未寛成

■民主党は白紙に戻った自由党との合流問題をめぐり全議員懇談会を開催したが、鳩山由紀夫前代表のグループや旧民社系など合流推進派が「多数の議員の意思に反する決定だ」などと菅直人代表ら執行部の対応に強く反発、議論が紛糾した。合党大会に次ぐ議決機関の「両院議員総会」を開き、投票で合流の可否を決め直すよう求めた。中野寛成前幹事長は「総会を開かないのなら、私たち自身で合流に向け自由に運動を進めたい」と述べた…らしい。もうやめろ、バカ野郎めが。中野未寛成…いまだ未完成ってことでしょうか。
■イラクでの戦闘終結後も開戦の主要な理由だった大量破壊兵器が見つかっていないことに関し、米政府が意図的に情報を誇張したのではないかという疑惑の声が米議会などから上がっている…らしい。そういえば、当初からイラクが本当に大量破壊兵器を持っているのかとの疑念があったため、最近ではすっかりこのことは忘れ去られてた感があるね。まぁ、あんまり早く出すと、査察を続行すればよかったじゃないか、との批判も出るかな。
■でも、「大量破壊兵器はある」と断言して戦争を始めたんだからねぇ。実際には、どれだけの情報をつかんでそう言っていたのか…あるいは、「あるだろう」という予測に基づく武力行使だったのか。
■竹中経済財政・金融担当相が米国の大学に復帰するための準備をしていると報道され、ちょっとした騒動になっている。まぁ、金には汚い竹中氏ならやりかねん、なんてことを思ったりします。ご意見番である江藤隆美が「職を去られることは、日本のためにはよいことだ」と予想通りの反応。「自らハンドルを握って運転した経験がない。学問の世界だけで政策を勉強した方だ。だから思いどおりにならず(経済情勢が)段々悪い方向に向いてきた」とも発言。
■政治家がよく学者や評論家に対して「実態を知らない」と言うが、じゃぁ政治家は知っているのかと言いたい。実態を知っていると豪語する自民党という党の政治家が、いったいどれだけ日本をダメにしてきたか。実態を知っていると言うのなら、なぜ「実態」と乖離したバブルに気がつかなかったのだろう。不良債権の「実態」について何も知らなかったのはなんでだろう。財政赤字に関して、あまりにも「実態」とかけ離れた論を展開するのはなんでだろう。


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