■2002年11月
藤原紀香に始まり、優香、乙葉、そして小池栄子…格闘技と巨乳は切ってもきれない仲だ。畑野浩子、長谷川京子は除外(汗)。 なぜ格闘技は巨乳か。それを解くカギは、きっと↓で述べた「男」と「女」にあるのではないか。
格闘技好きの人々は「格闘家」に「男」を見るのだ。きっと、こういう人たちにとって、「女」のシンボルは「胸」だ。そこに女の価値を見出すに違いない。「巨乳」は「女の中の女」なのだろう。
…って何を言ってるんだ。自分がわからない。
『PRIDE23』をテレビで見たのだった。高田延彦の引退試合だ。
印象に残ったのは試合そのものではなく、次の3点。
まず、高田が引退試合を戦った田村潔司を「男」と呼び、高田のために戦った桜庭和志を「男の中の男」と呼んだところ。よくわからないが、とにかく彼らのような人間を「男」と形容するらしい。で、ボロボロの体で戦った高田も、人々は「男」と呼ぶのだろう。奇妙な「男」の世界が広がっている。それでは「女」とはなんだ?…と言いたくなる僕は少しフェミニズムに毒されているのだろうか。
次に、吉田秀彦はドン・フライに攻撃をさせずに倒したことを谷川貞治(格闘技評論家)が「アマチュアに徹して勝った」と力説していること。谷川はそれを何度も連呼する。お前はなにを言い出すんだ。アマチュア=地味?意味が全くわからない。何を指して「アマチュア」と言っているのか。「プロフェッショナル」とは何だ。高田のように「男」を演出することだろうか。わからない。格闘技の世界は深い。
最後は、小池栄子や長谷川京子にコメントを求めるのは三宅正治アナ。彼女らが応援する選手への応援メッセージを聞きたいのか。あるいは、「田村選手はキックが強いですから、効いていると思います」という小池栄子の「解説」だろうか。
まぁ、毎度のことだが。
自民党では亀井静香や野中広務らが小泉内閣に反発している。民主党も混乱している。こうなると「政界再編か」とやかましい。
「石原新党結成は?」の質問に、例のごとく「名誉だが迷惑」とうれしそうに答える石原都知事。ほんとうにうれしそうだ。もう総理になりたくてしょうがないって感じ。北朝鮮に対する言動を聞いてると、石原慎太郎総理なんて考えるだけでも嫌だ。
北川正恭は三重知事選に出馬しないと語っているので、これも注目されている。鳩山というバカ党首は小沢と仲良くしたいらしいから、勝手にさせておいて、残ったメンバーで北川と組んではどうか。
世間では根強い小沢一郎人気があるが、僕は全く彼を支持しない。
「理念がある」と評判なわけだが、僕にはさっぱり意味がわからない。むしろ「無節操な政治屋」ではないか。
忘れてしまったのだろうか…彼が竹下登と金丸信の手下として、汚い金にしっぽ振っていたことを。自民党の政治腐敗に国民の目が厳しくなったら、そのお世話になった経世会を裏切り、一転して「政治改革」を叫び自民党を離党したこともあった。その後、田中角栄のようなキングメーカー気取りをして、政治を停滞させたこともあったし、再び自民党と手を組んだこともあった。
どうも世間では「タカ派=理念がある」と思い込む傾向が強い。石原慎太郎がそうだし、小泉純一郎がそうだ。
鳩山由紀夫が統一会派を作るとか、辞任を示唆した…と報道されている。
どうやら、鳩山は小沢一郎とのより強度な連携を頭に置いているらしい。この大事なときに、政局が騒がしい…いよいよ変な方向になってきた。
民主党が自由党と組むということにも反対だが、社民党もこれに加わるなんてことになったらもうこの国の政党は終わり…政党政治の滅亡だ。
だってそうだろう、小沢一郎と土井たか子が同盟を組むんだ。こんなインチキはない。理念や政策ではなく反自民だけ手を組む、それではどうにもならないことは過去が証明している。議席数を一時的に増やしたとしても、こんなインチキにだれがだまされるものか。国民をバカにするのもいいかげんにして欲しい。
小泉純一郎が「民主党」と「自由党」がくっ付いて「民主自由党」になるのか、と皮肉を言っていた。まぁ「自由民主党」も「民主自由党」も似たようなもので、議席数にしか価値を見出せない理念なき集団である。
高円宮さんの「斂葬の儀」なるものを「ザ・ワイド」で見た。ザ・ワイドはこういうのがホント好きだ。草野仁らは、わざわざ黒い服を着ていた。で、あいかわらず、「気さくなお人柄」「マイホームパパ」「ご家族の愛」「スポーツや文化に貢献」とかやってるわけ。
う〜ん、「作られた皇室像」だなぁ…こういう報道の仕方しかできないものだろうか。
そんななか、高円宮さんの長女が髪を染めていたのはおもしろかった。前後には、高円宮さんが「日本語の乱れを許さない(「着れる」は「着られる」と改めさせるんだって。)」と子供の教育方針を語る映像が流された。その対比がよかった。
前々から思っていたのだが、拉致被害者・地村保志さんの名前って…すごいぞ。
父親の名前は地村保さん。で、保志⇒保を志す。父親が息子に「父を志せ」って、あまりにも傲慢ではないか。保さんは、自分が「偉大なる父親」と思っているんだろうなぁ。
今日は斎藤純一『公共性』(岩波書店)を読んでいる。なかなかおもしろい。
「思考のフロンティア」シリーズはこれで8冊目だ。(ちなみに、大川正彦『正義』、千葉眞『デモクラシー』、吉見俊哉『カルチュラル・スタディーズ』、姜尚中『ナショナリズム』、金子勝『市場』、杉田敦『権力』、高橋哲哉『歴史/修正主義』)
こうなってくると全16冊読破したくなってくるが、興味が向かない。ただ、竹村和子『フェミニズム』は読んでおきたい。というのも、僕はフェミニストの主張には共感はするものの、無知だからだ。「男性」は「既得権益」を持っている。男性であることのメリットである。フェミニズムには謙虚に耳を傾けてみよう。
前に書いた企業からの就職情報の郵便物(一日に3、4個届く)…よくよく考えてみたら、ルートは特定されている。僕が大学三年生であることを知っているのは、大学と家庭教師派遣会社(家庭教師のトライなど…)しかいない。他のところで「大学生」と書いた記憶もないし(僕には「無職」と書く習性がある)、そもそも、別の場所で「何年生か?」と書くことを要求されない。
住所欄に「(マンション名)203」とある。僕は通常「(マンション名)203号室」と書くから、名簿流出先は一ヶ所のところからであろう。
まさか、国立大学が名簿流出なんてないと思うから(…と信じたい)、家庭教師業者だろう。よくよく考えるとバイト先を見つけるために、けっこううさんくさいとこにも登録したからなぁ…僕の知らぬところで、僕の個人情報を売買されている。それだけでも腹がたつが、そのうえゴミを送りつけられるなんて。このまま泣き寝入りなんて、屈辱的だなぁ。
個人情報保護法案という悪法にも共感してしまう…
ちょっと前に、『考える人』(新潮社から出ている季刊誌)がどのようなものか試しに購入して読んでみた。けっこうおもしろくて、これから買っていこうと考えたが、僕が読んだのは2号だ。創刊号から読まないと、なんだか気持ちが悪い。
バックナンバーは手に入らないか…と思っていると、最近ウェブでの購読サービスが開始されたたので、さっそく購入してみる。
しばらくして本が届いた。と、ここまではよかったのだが、3日後ぐらいにもう一冊同じものが届いた。
どういうことだろう…と考える。
とりあえず、「まさか2冊分の金を払え、なんてことはないでしょうね」とメールで問い合わせる。
なかなか返事が来ない…ふたたび考える。
もしかすると、僕を「考える人」にするための罠かもしれない。げんに僕は『考える人』を「考える人」になっている。
考える人を考える人…事態はいよいよ深刻だ。
��※後日、2冊目の請求書と冊子は廃棄してくれ、という謝罪メールが来た)
困ったことに最近、学校に行くのがめんどくさい。出席する必要のない授業はとことんサボっている。今日もサボり。
で、なにをしているかと言うと、家で引きこもって本を読んでいる。今日は、出版されたばかりの姜尚中・森巣博『ナショナリズムの克服』(集英社新書)だ。むかし読んだ姜先生の『ナショナリズム』(岩波書店)を傍らに置いてひたすら読む…
僕はどうも「健全なナショナリズム」論には賛同できない。まぁ、それを確認する意味でも、もう一度「ナショナリズム」について再考してみようと思うのだ。本を読み、ナショナリズムを考える…そんな引きこもりである。
木村剛がニュースステーションで「銀行系シンクタンクの人は銀行の悪口は言えない」という趣旨の発言をしていておもしろかった。これは明らかに、コメンテーターの森永卓郎(UFJ総合研究所研究員)を指している(この日は萩谷順だったけど。)。かつて、森永卓郎は木村を「ハゲタカファンドの手先」呼ばわりして、木村と論争をしたことがあった。
ニュースステーションも森永卓郎がいる時に木村を呼べばいいのに…
それにしても、森永は「UFJ総合研究所研究員」という肩書きを隠して、「シンクタンク研究員」と名乗っている。やっぱ「手先」呼ばわりされるのは嫌なんだね。
小室哲哉とKEIKOの結婚…5億ですって。本業で低迷が続いているからって、結婚式で存在感を示そうって?せこい。で、5億円は見せびらかしの消費、自己顕示的消費でしょうね。
この不景気にも金があるとこにはあるもんだ…などとつくづく庶民的なぼやきをもらしていた。立派な披露宴をすることは、離婚への抑止につながるってなことを社会学の授業で聞いたことがあったなぁ…ってことは今回はうまくいくのか。
TBSがTV中継していたらしいけど、視聴率が気になるところだ。
TVタックルで「社民党いじめ」をしていた。警察OBの佐々淳行とその子分・平沢勝栄とハマコーによる弱い者いじめである。拉致事件に対する過去の対応や土井たか子を集中砲火。
社民党の議員では、植田至紀と阿部知子が登場。勇気あるよ。いじめられるのわかっていて出てくるんだから。冗談かどうかはわからないが、中川智子は緊張のあまり病欠だそうな。いい選択をしたよ。あの人が出てたら、泣きだしてたかもしんないね。
社民党の体たらくをまざまざと見せられた気がする。こういう時に辻元清美がいたら、もう少しまともな対応ができたのではないか…とつくづく思った。(辻元は嫌いだけどね)
花田勝(若乃花)さんがまるで何もなかったように相撲の解説をしている。彼は相撲とは完全に決別したんじゃなかったのか。彼にとって、アメフト挑戦はいったい何だったのか。断念…って、あきらめが早すぎるだろうよ。やっぱり、うるぐす内電波少年企画だったのか。
最近、家に膨大な量の就職情報の郵便物が届く。僕は大学院に行くつもりなので、就活していない。したがって、ゴミになるだけである。
あまりの量に腹がたってくる。ゴミを大量に送りつけられているのに、泣き寝入りするしかにのか。個人情報を流しているのはどこのどいつだ。
それにしても、不況ってのに、よくもまぁこんなに採用しようって企業があるものだ。もちろん、採用倍率は高いんだろうが…
不良債権処理でぶっつぶれる可能性がある某銀行からも案内が来た。だいじょぶかな。
そんななか、編集委員・筑紫哲也…「NEWS23」での注目の「多事争論」。彼は自分が編集委員であることには言及しなかった。
「永遠のジレンマ」などと大演説をぶった。ジャーナリズムと人権は互いにぶつかり合うものだって。
ジャーナリストとして、戦争状態で自分の国の人間が殺されるのを見過ごして報道するかどうか、とまで飛躍させ、議論のすり替えに必死である。ちなみに、筑紫は自分には見殺しにできないが、そうあるべきだとは思う…とのこと。人の死を振り切ってジャーナリズムを貫く。そんな姿勢を擁護しつつ、自分はそんなに冷酷な人間じゃないよ、って言いたかったみたい。逃げてる…卑怯だな。
あと、言論がないなんて北朝鮮と同じだ…だって。これもありがちな論法だ。北朝鮮への反発感情を逆手に取ったもの。
結局、何が言いたかったのか。まぁ、仲間を助けたいけど、自分の身が一番かわいいってとこかな?
週刊金曜日がやってもうた。曽我ひとみさんの家族のインタビューを掲載。
週刊金曜日…世間的にはあまりなじみがないかもしれないが、僕は、知り合いが毎週買っているのを読ませてもらっている。編集委員には筑紫哲也、佐高信、本多勝一、落合恵子、椎名誠が名を連ねているゴリゴリの左派的雑誌だ。ジャーナリズムとして伝えることは正しい。にしても、週刊金曜日は反体制ジャーナリズムではなかったのか。そのわりには、北朝鮮の体制には優しい。
日本テレビ系のバラエティー番組「電波少年に毛が生えた」が鳩山由紀夫への「ママさんコーラス隊事件」に続き、また騒動を起こした。「カッパ騒動」は自作自演だったらしい。
電波少年の「やらせ体質」はどうしようもないよ。電波少年の土屋プロデューサーはやらせを肯定をしていて、開き直ってんだもん。視聴者は「やらせ」だと思ってないのかなぁ…
それにしても、日米野球である。僕は日本の負けを心の底から願っている。いや、どこかのバカアナウンサーのように、日本の選手がメジャーの目にとまって、海外流出を心配しているわけではない。ただただ、一連のバカ騒ぎを止めて欲しいのだ…「日本も対等にメジャーと戦えるようになったんですねぇ…」と。やかましい。
張本勲ならきっとこういう…「メジャーのレベルも落ちましたねぇ…」
どうでもいいことだが、日米野球がやっている。7日間も。選手たちはマジメにやっているのだろう。しかし、僕はヘルメットの「RiUP」(大正製薬の毛はえ薬のリアップ)の文字を見ると、選手がとても「大バカ者」に見えるから不思議だ。
「RiUP」はないぞ…メジャーをバカにしているのか。どいつもこいつも「松井!松井!」とうるさいが、僕の注目はヘルメットの「RiUP」である。
どうも掛布雅之の髪型を思い出してしまい笑ってしまう。ことによると、ヘルメットの中…選手の髪型は皆、「カケフヘアー」かもしれない。
11月10日のサンデープロジェクト。石原慎太郎が登場。北朝鮮への批判はもちろんのこと、超法規的措置として戦争してもよいとまで語った。国の最高法規である憲法を無視して戦争しろだなんて…
なんだか悲しくなるではないか。これが東京都知事で、国民は石原総理誕生を求めている。これでいいのか。田原総一郎はどうでもいいことには噛み付くくせに、石原のような人気者には迎合しまくり。もうめちゃくちゃ。
ただ、おもしろかったのは、曽我ひとみさんの夫・ジェンキンスさんは北朝鮮に置き去りにして、曽我さんや子供だけ日本で暮らすべき、と言っていたところ。家父長的なものに憧れる石原さんよ、夫に従うのが妻じゃないの?子供は父親に従うんじゃないの?
石原さんなら「曽我さんは、夫であるジェンキンスさんについていくべき」と言ってくれると思ったのに。
11月9日。フジテレビ批評番組で、例の特番(横田めぐみさんの娘・キムヘギョンさんのフジ単独入手映像で特番を組んだ)批判への回答。
批判には、視聴率のためなら金正日の策略に飛びつく、「スクープです!スクープです!」と得意そうにいう安藤優子の気がしれない、…など。
ようは?質問の内容がひどい?北朝鮮の国策に沿うものだ。ということ。
世間的は批判一色、という感じを受けていたが、この番組では、「さまざまな反響があった」「賛否両論あった」とごまかし、ちゃっかりとフジテレビを擁護する読者の意見を読み、自己を正当化。
さらには、広報部長が登場し、「意見は謙虚に受け止める」と言いつつ、言い訳に終始した。これは批評番組ではなく、ただの言い訳番組である。
メディアを規制しようという物騒な法律が出てくるのも、メディアの自己批判する姿勢の欠如ゆえだろう。
後半には金子勝が登場。例によって、竹中平蔵の銀行経営者責任の棚上げしたことや、主張をコロコロ変える…など批判。
金子は、「国会が空洞化し、政策論争がなされていないから、国民がわかりにくくなっている」「メディアの役割は政策論争をいかに伝えるかだったが、それがないために、メディアが政策を説明しなければならなくなった」と何度も強調していた。
ようはメディアよりも、政治における政策論争の無さを問題にした。
が、僕にはどうも違う気がする。政策論争はそれなりにしているはずだ。それにメディアが焦点を当てていないせいではないか。
問題なのは、メディアが「構造改革VS抵抗勢力」と単純化してることだ。「構造改革=善、抵抗勢力=悪」という洗脳がメディアによってなされ、竹中平蔵は善のように映っている。焦点はそこばかりに集まっている、そこに政策論争の余地は無い。
金子は「メディアばかりのせいじゃないんですけど」とメディアに対しては終始遠慮がちで、批判をしない。テレビの「批評番組」に出演しているにもかかわらず、である。
それにしても、不景気になればなるほど、金子はいきいきする。残念ながら頭髪はそれと反比例の関係であるが。
書店で、有田芳生著『コメント力を鍛える』(生活人新書)という本を見つけた。帯には有田の顔面のどアップ(ザ・ワイドでお馴染み…ってか)。
「コメント力」である。なんなんだそれは。
第一、有田に「コメント力」があるのか。彼のコメントは、無駄に長く、迎合的で中身はない。あんな切れ味の悪いコメントをしときながら、よくこんな本が書けてしまうもんだ。
オウム真理教の事件で「ザ・ワイド」に入りこみ、ちゃっかりコメンテーターとして居座っている。それを、「コメント力がある」と勘違いしてしまっているようだ。
あっ…そうか。「コメント力=ごまかしの技術」と解釈するのか。中身が無いコメントをいかに立派なコメントに見せかけるか…その技術こそ、コメント力である。
貴乃花がまた休場するらしい。
また休場。そう…また休場なのだ。相撲ファンはどうも貴乃花が好きらしく、感情的になっている。もっと厳しい目を向けるべきではなかろうか。少なくとも、「残念」の一言ですませないで欲しい。
一昔前までは、タマちゃんがアイドルだったが、その座は完全に田中耕一さんが奪った。ところどころに国民受けするボケをかますあたり、相当な業師である。
世間は田中さんの無欲な姿勢を絶賛した。あれこそ真のジャパニーズ・サラリーマンである、と。カネを得るために訴訟している中村修二(青色発光ダイオードを発明)さんの立場がない。
どうでもいいことだが、文化勲章…田中さんはすごく生き生きしているが、すぐ隣にいた小宮隆太郎さんは今にも死にそうな表情であった。田中さんにエナジーを吸い取られているのではないか、と心配したほどだ。
受賞直後のインパクトよりは衰えているが、やっぱり、田中さんのパワーはすごい。もはや驚異的ですらある。
彼を癒し系と呼ぶむきもあるが、彼に葬り去られた人間が数多くいることを忘れてはならない。
よっぽど焦っているのか、北朝鮮がミサイルで脅してきている…そんなのが通用すると思ってるとしたら、バカだなぁ。日本側には焦る必要性は全くないんだから。
どうやら、「いざという時にどうするか」という有事法制推進の声を大きくしたいらしい。石破茂防衛庁長官やそのお仲間たちが喜ぶだけだ。
そうそう、いちおう書いておこう…
蓮池薫さんの兄・蓮池透さん…選挙に出る可能性はないだろうか。いやぁ、知名度アップしてるし…
拉致事件で一番名を上げた政治家は、安倍晋三(内閣官房副長官)であろう(平沢勝栄の数百倍ね)。知名度も評価も上がっただろう。かなり総理への道が近づいたのではないか。あぁ、嫌だ。安倍晋三総理…想像しただけでも、寒気が。
蓮池薫さん…かなり態度に変化が見られるようだ。
ここのところ、北朝鮮関連のニュースが多い。これをどういうふうに見ているんだろう。たとえば、北朝鮮の脱北者支援をしているNGOメンバーの拘束…ASEAN+3のニュース。外から北朝鮮を見て、そのイメージに変化がでても不思議ではない。
少なくとも、永住帰国への意志のようなものは、伝わってくる。
そして張本は例のごとく、新庄剛志に理不尽な「喝!」を入れるのだった。
新庄は、ワールドシリーズに負けて悔しがっていた。ただそれだけで「喝!」だ。新庄と聞いただけで、張本は「喝!」と叫ぶ。理由などない。あえて言えば、新庄の格好や野球への姿勢を張本が気に入らない、というだけだ。
「(今シーズン、新庄に対して)『あっぱれ』が一回もなかったね…悔しいね」そう言っている張本は、ほんとうにうれしそうだ。いきいきしている。
人間のストレス解消法もいろいろである。
松井秀喜メジャー行き。会見で、松井は「裏切り者と言われるかもしれませんが…」と発言したのに、テレビの報道では「裏切り者なんてだれも言わない」「がんばって欲しい」というコメントが流された。
そんななか、張本勲(勇者)はやっぱり違う。サンデーモーニング(TBS)にて、さっそく「喝!」を入れるのである。(僕は「喝っ!この裏切り者っ!」って叫ぶかと期待したが、内容は同じである)
「日本のプロ野球がどうなってもいいのか!」と松井を脅迫・恫喝し、プロ野球機構にも喝を入れた。そして、よい選手がメジャーへの流出を許してはならないとして、メジャーへの移籍禁止をうったえるのだ。毎度のことだが、メジャーコンプレックスのこのバカには笑ってしまう。
そもそも、日本のプロ野球を守る必要などあるのかという疑問もあるし、その役割を松井一人に負わせるのもどうか。
星野仙一は「今まで各球団の4番をさらってきていて、初めて取られる球団の気持ちが分かっただろう」と皮肉っている。巨人の一極集中には対して「喝!」を入れない張本…この言葉をどう受けとめるのか。
はやいもので、もう11月だ。今年もあと2ヶ月。
あぁ、今年の反省をしたら、きりがない。もう少し、がんばろう。
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