2004年9月23日木曜日

高市早苗&山本拓、結婚

高市早苗が電撃入籍、同じ森派の山本拓議員と(夕刊フジ)
 自民党元衆院議員の高市早苗氏(43)が、なんと電撃入籍をしていたことが22日、分かった。お相手は同じ森派に所属する、ニュー・山拓こと山本拓衆院議員(52)。高市氏といえば、当選同期の野田聖子元郵政相(44)に結婚で先んじられ、自らは昨秋の総選挙で落選の憂き目にあうなど、ライバルに大きく水をあけられていた。「30歳以上、独身、子なし」という“女の負け犬”の条件をすべて満たしていた高市氏にも、ついに遅すぎる春がきた。

 「2人が結婚しました」

 22日昼の森派の在京議員昼食会。会長の森喜朗元首相(67)が高市、山本両氏を前にこう報告すると、議員たちから「サプライズ人事だ!」と大きなどよめきが起こった。

 その後、あいさつに立った高市氏。山本氏との馴れ初めについては、「落選して(自らの秘書をしていた)弟とFAXを(山本氏に)引き取ってもらってから」と説明。今年6月初めに山本氏から「高市さんも引き取らせてください」とプロポーズを受け、高市氏も「喜んで天命に従います」と応じたという。

 山本氏は法政大卒業後、福井県議を2期務め、衆院議員に当選。現在3期目で党内閣部会長を務めている。ちなみにバツイチとのこと。2人は今月17日に山本氏の地元、福井県鯖江市で入籍を済ませた。

 高市氏は夫婦別姓反対論者で、賛成派のライバル・野田氏が3年前、鶴保庸介参院議員(37)と結婚したときは、悔しさのあまり、猛烈なダイエットに励んだという伝説も。そんな挫折を乗り越えてつかんだ女の幸せ。同僚議員からは早くも、「2人で少子化対策を」とリクエストされていた。
 見出しを見たとき、山本一太と結婚したのかと錯覚し、かなり驚いた。記事を読んで、そういえば山本一太は既婚者か?と思ったのだった。

■「30歳以上、独身、子なし」という“女の負け犬”の条件…って、誰が決めたんだ。これが男の場合、「負け犬」と呼ばれることはなく、そこには「家庭を築くのが女の幸せ」みたいなステレオタイプが存在する。そんなしょうもない呪縛があるせいで、高市は「悔しさのあまり、猛烈なダイエット」をするのだった。それはすさまじい状況だったに違いない。

■「高市さんも引き取らせてください」だって、小寒いなぁ…こういうのは発表しなくてもいいと思う。

■それにしても、森派の議員だ。「サプライズ人事」などとしょうもないことを言っているうえに、「2人で少子化対策を」とお下劣極まりない。さすが「女は子供を産むための生物」と思っている森喜朗が会長を務める派閥だ。

■なお、記事中にあるように、高市は議員時代に有数の「夫婦同姓」論者として知られていたが、政治活動上の名前については「今後、検討する」とのこと。おいおい、とツッコミを入れたくなる。そこは即答しろよ。いまさらになって、選挙活動に不利になるってな理由だけはしないでいただきたい。


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