2004年7月2日金曜日

公明党VS共産党

■公明新聞の難癖(しんぶん赤旗/まど,7月1日)
 よほど気になるのでしょう。公明新聞「編集メモ」がしきりに、日本共産党を支持する「宗教人の会」に難癖をつけています。

 ◯…「宗教人の会」には諸宗教者が立場をこえて参加し協力しています。自分以外は「邪宗教」とする人には、これが理解できないらしい。社会面まんが下(本紙「まど」の位置)に載せた「編集メモ」の筆者には「宗派も教派も異なっていながら…欲得で集まった」としか見えない。

 ◯…奈良の「宗教人の会」が共産党と懇談し、「信教の自由と民主主義を守る学習会」を開いたことも非難し、「宗教を敵視・蔑視する共産党」の「謀略」とまで書いています。宗教者と共産党が対話してはいけないのか。それで信教の自由や政教分離を語ることができるでしょうか。

 「宗教を敵視」どころか、日本共産党が立党以来、思想・信条や宗教の自由を擁護してきたことは、歴史の事実です。逆に創価学会・公明党はどうか。言論出版妨害、盗聴だけでなく、他家の仏壇をたたき壊したり、天理教や立正佼成会「撲滅委員会」までつくった歴史は消しようがありません。撲滅委員長の黒柳明氏はのちの公明党大幹部。

 ◯…学会はいまも、退会者や批判的団体・個人を「犬」「ヘビ」と呼んでいます。聖教新聞に載っている事実です。学会に従わない者は人間扱いしない。これで宗教を語れるのか。信教の自由には、信じる自由、信じない自由、信じることをやめる自由、そして別の宗教を信じる自由もあるのです。
なんか微笑ましいね。「他家の仏壇をたたき壊した」ってのが妙にツボ。言論出版妨害・盗聴ときて、あまりにもいきなりだ。ようは公明党はあらゆる宗教の敵と宣伝したいのだろう。

■創価学会と共産党による対決の歴史ってのはちょっと興味がある。どういう経緯で「犬猿の仲」になったのか。マルクスの「宗教は麻薬」的なところに端を発したということでもなさそうだが。


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