2004年8月6日金曜日

6年連続で40% 先進国中で最低

■<食料自給率>6年連続で40% 先進国中で最低(毎日新聞)
 農林水産省は6日、03年度の食糧自給率(カロリー換算)が6年連続で40%だったと発表した。海外の自給率は米国122%▽フランス121%▽ドイツ99%▽イタリア69%▽英国61%(いずれも01年)――などで、日本は先進国中で最低。
 日本の自給率は1960年度には79%だったが、食料輸入の増加に伴って年々低下。40%になった98年度以降は下げ止まった格好だが、上昇のきっかけはつかめていない。政府は10年度までに45%に上げることを目標にし、国内農業の国際競争力を強化するため、来春改定する農業基本計画に大規模農家の育成政策などを盛り込む。
 品目別自給率(重量換算)はコメ95%(前年度96%)▽小麦14%(13%)▽豆類6%(7%)▽野菜82%(83%)▽牛肉39%(39%)▽豚肉53%(53%)▽魚介類50%(47%)――などだった。
 食料自給率が低下している…なんてニュースが流れると、妙に悲観的なコメントが目立つけど、こういうのが日本の「国産」信仰を高めるためのキャンペーンになってんだろうね。

■「食料自給率」とくれば、なぜか筑紫哲也の顔が思い浮かぶんだよなぁ。「スローフード運動」…なんて言ってね。そりゃぁ金持ちは、多少高くても国産・地元の食物を購買できるでしょうよ。でも、貧乏人はそんなこと言ってるゆとりはないんだよね。外国のが安けりゃ、それを食う。それだけのことじゃないのか?


0 件のコメント: