2004年8月9日月曜日

しんぶん赤旗/サッカー・アジアカップ

■中国反日ネタ…これでもう終わりにするから、お許しください。
■アジア杯決勝戦、関東地区の平均視聴率32.4%(朝日新聞)
 テレビ朝日系で7日夜に放映されたサッカーのアジアカップ決勝戦(日本対中国)は、平均視聴率が関東地区で32.4%、関西地区で27.0%になったことが9日、ビデオリサーチの調査で分かった。瞬間最高視聴率は試合終了直後で、関東地区で45.8%、関西40.1%だった。
 前回日本が優勝した00年の決勝(日本対サウジアラビア、日本時間深夜)の平均視聴率は12.0%(関東地区)だった。サッカー中継としては、00年以降、02年日韓ワールドカップを除き、01年のコンフェデレーションズ杯決勝の日仏戦(37.9%)に次いで2番目に高い視聴率となった。
 テレ朝は、「反日」で煽りに煽って、日本のナショナリズム・「反中」感情を刺激し、話題作りにも成功した。テレ朝の煽り勝ちだ。
 だが、長期的には、産経新聞あたりが微笑むのだろう。「反日」とレッテルを貼られるテレ朝だが、これほどの「反日」的行為はあるまい。
■かといって、こういうのはいかがなもんだろうか?
「日本 中国下し連覇」(しんぶん赤旗)
中国側応援席からおめでとう合唱も
 試合終了のホイッスルが鳴ったときには、中国側スタンドから「残念」の思いを込めたうちわが飛び交いましたが、表彰式が始まるころには「クンシー(おめでとう)」の合唱の大歓声も起こりました。
 日本への「ブーイング戦争」が問題になった大会でしたが、決勝戦の決戦が終わってみると、やはりそこには国境を越えたスポーツの交流がありました。
 会場の電光掲示板には、「礼を持って客人に対そう」「文明的なサッカーファンになろう」という呼びかけが何度も映し出されていました。中国当局も警備に力を入れ、混乱もなく終わったのはやはりスポーツの持つ力といえます。日本の応援席にいた「母が日本人」と言うルンツェ清さん(29)は「今日の試合での中国のブーイングも、スポーツの範囲内のことで安心して見ていられました」と日本の勝利を喜んでいました。
 この問題にいつ触れるのか楽しみにしてたんだが、いきなりこれですもん。思わず笑ってしまった(※1)。
 中国の「報道機関」が「何もなかった」と言っているが。日本共産党と中国共産党…似ているのはお名前だけじゃないみたい。
 昨日、「たいした騒ぎはおきなかったね」と書いたが、試合後には騒動が起きたらしい。まぁ、フーリガン的なものと反日感情が結びついたって感じだが。
 「日中友好」感を演出したい気持ちもわかるけど、こういったものも併記しておかないと、日中間の課題に目を背けるだけじゃないか。
 なぜ反日感情が強いのか?そして、この「厄介な隣人」とどう付き合っていくのか?
 「闘わなきゃ、現実と!」…って感じですか。
【追記 2004/08/13】
その後、この部分の記述はバッサリと削除されていた。さすがに「まずい」と思ったのだろうか。
��※1)うちは赤旗をとるほどの金はないので、ネット記事のみをチェックしていた。したがって、それ以前に紙面では言及していたかもしれない。
 ちなみに、ネットでは次のような感じで言及していた…(8月6日)
中国外務省
行き過ぎに賛成せぬ
サッカー観衆問題で表明
 【北京=小寺松雄】中国外務省の孔泉報道官は四日、中国で開かれているサッカー・アジアカップでの中国人観衆の日本へのブーイングなどについて、「一部ファンの行き過ぎた行為にはスポーツ精神に反しており、賛成しない」と述べました。
 同時に孔報道官は、「一部の日本メディアが少数の者の行為を誇張して騒ぎ立て、政治と結び付けようとしているのは遺憾だ」と指摘しました。
 アジアカップのこれまでの日本の試合で、中国の観衆が日本のサポーターに物を投げつけるなどの行為が起こっていました。また日本が準決勝で勝った三日の試合では、「尖閣諸島は中国ものだ」などの横断幕を掲げた中国人ファンがいましたが、警備の警官によってまもなく撤去されました。
 中国は誠意ある対応をした、と強調。
 


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