2004年7月1日木曜日

ライブドア堀江貴文

■近鉄買収ライブドアの正体、野望(夕刊フジ)
【風雲児の野望】

 そんな同社を率いる堀江氏は、IT系企業の中でもカリスマ創業者の異名を持つ。昭和47年10月、福岡県出身で東京大学文学部在籍中(その後中退)に有限会社「オン・ザ・エッヂ」を設立した。

 今年に入って出版した『100億円稼ぐ仕事術』では、『メールを一日平均5000通読んでいる』『100億円稼ぐことは誰でもできる』と豪語。25歳で中央競馬の馬主となり、数頭を所有。車好きでも知られ、愛車は「フェラーリ360モデナ」で「趣味はM&A」を自称する。

 火星旅行計画を周囲に語ったり、テレビ朝日系の『ド・ナイト』では、タレントのさとう珠緒さんとお見合いするなど、目立つことが大好きで、風貌も人目をひくマッチョ系という。

 親しい関係者は「火星旅行はどうかしらないけど、ソフトバンクの孫正義社長や楽天の三木谷浩史社長みたいなネット財閥になりたがっている」と打ち明ける。


【話題性狙いか】

 総資産からみれば、球界への“参加料”である既存球団の譲り受けや、保有変更にかかる費用30億円は払えそうだ。

 ただ、近鉄でさえ、年間約40億円の赤字。すでに、近鉄側が断りを入れており、買収実現の可能性は極めて低い。市場でも「本気で取得する気があるのか」「球界が(近鉄)取得をよしとするとでも本気で思っていたのか」と懐疑的な指摘が多く、その狙いについて、大手証券のアナリストは「ネット界の寵児と言われても、一般的な知名度は低い。近鉄に買収提案すれば、一気にその名が広がる。結局は話題作りが目的ではないのか」と話す。

 また、別の大手証券アナリストは「業務形態やネット証券の買収をみても、先行する楽天を多分に意識しているフシがある。楽天がヴィッセル神戸を買収したように、企業イメージの向上につながるとの判断から近鉄の買収に名乗りを上げたのではないか」とみる。

 企業家としては、球界再編というホットな話題を逃さず、それを何らかのビジネスに結びつけようとするあたりはさすがではある。

 30日のスポーツ各紙は一斉に「ライブドア」の名を大きく取り上げた。話題性という狙いからは、すでに十分目的は達したといえそうだ。
鼻持ちならねぇ〜(笑)

■「31歳社長」ってのがメディアが好きそうだねぇ。近鉄バファローズ側は拒否しているのに記者会見を開くあたり、魂胆がみえみえですよねぇ。近鉄ファンの皆さんはこのネット成金に球団経営を任せちゃっていいわけ?


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