2003年6月19日木曜日

SMAP、北朝鮮脱北者の亡命事件パロディー

■ウッチャンナンチャン内村光良との不倫騒動渦中にあるテレビ朝日・徳永有美アナウンサーが、人事異動でアナウンス部とスポーツ局の兼務になる。アナウンス部に籍は残るが、事実上はスポーツ取材などが中心になるとみられる…らしい。

■「内村プロデュース」ファンとしては、徳永アナに同情してしまう。なんだか内Pでウッチャン氏が笑っていると、この人はこの件についてどう責任を取るつもりなんだと思う。

■SMAPが出演した日本テレビの番組「スーパーテレビ情報最前線・SMAP×JAPAN」で、中国・瀋陽の日本総領事館前で起きた北朝鮮脱北者の亡命事件をパロディーにした映像を流し、視聴者からの抗議電話が殺到している…らしい。番組冒頭でSMAPのメンバー5人が、ある国の大使館に駆け込もうとして警備員に取り押さえられる場面を放送した。番組は日本を見限って亡命しようとした5人が説得され、日本のいいところを再発見するため旅に出るという設定で、その導入部だったという。

■まぁ、なんてアホなんでしょう。不謹慎極まりないですねぇ。絵になる「ハンミちゃん号泣」シーンは、しつこいぐらい流されたのにね。あのシーンの印象だけが強すぎて、事件の本質をわかっていない人間が作ったのかもしれないが。

■それにしても、日テレってのは「北朝鮮ネタ」を好む。そして、北朝鮮を面白がっているかのようだ。打ち切りになった「ブラックワイドショー」がその最たるものだが、他の番組も総じてその傾向がある。ワイドショー、あるいは報道番組でも、「喜び組」「律動体操」を興味本位で報じる。しかし、北朝鮮で笑いを取ろうとしていると思いきや、一方で核兵器やミサイル、金正日の残酷さを報じ恐怖感を煽る。いったい、何が目的なんだろうか。

■お笑いコンビ、テツandトモが、東京・巣鴨のとげぬき地蔵で初アルバム「テツandトモの『マンボ大漁節』ってなんでだろう」のPRライブを行った。また、お笑いタレント仲間で、ともに“一発屋”といわれているダンディ坂野、はなわ がそろってブレークしたことには、「3組で流行語大賞獲って、紅白に出場して、消えていきます」と宣言した…らしい。

■まぁ、本人としては自虐的な冗談で笑いを取ろうとしただけで、「一発屋」であることを自覚しているわけではないだろう。しかし、こうやって一発屋を眺めていると、やっぱり『爆笑オンエアバトル』の功績は大きいと思う。

■さて、ここで勝手ながら、数年後の芸能界生存確率を…まず、最も確率の低いのはダンディ坂野だ。36歳なのに32歳と年齢詐称した彼ね。どう考えても「ゲッツ!」とか「おひさしブリーフ」では生き残れまい。生存確率2%。

■二位は、テツandトモ。彼らもダンディ同様、「なんでだろう♪」だけではきつかろう。もちろん「なんでだろう♪」以外にネタを探せればいいのだろうが、その望みも低いだろう。だが、単発モノで需要があるかもしれない。生存確率5%。

■一位は、はなわ だ。佐賀県以外の都道府県の歌の作成をしているという情報からも容易に想像のできることだが、以外にしぶといかもしれない。さらには、彼の場合は違ったネタも誕生しうる。さらに、極めて小さなオマケであるものの、松井秀喜のものまねもある。生存確率15%。■まぁ、例によって、いいかげんなことを言ってしまいました。だが、芸能界には「なんでこんな奴が生き残ってんだ?」って状況も多々あり、何が起こるかわからない。ただ、言えることは、これ以上のブレーク(たとえば冠番組を持つこと)はありそうにないということだ。まぁ、生き残るとしても、程度は知れている。

■イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドからスペインの名門レアル・マドリードへの移籍が決まったデービッド・ベッカム選手が、CMのプロモーションのために歌手のビクトリア夫人と一緒に来日した。成田空港では約180人と「過去最大級」の報道陣が囲んだ…らしい。

■あぁ、テレビに映し出されるファンたち。中には泣いている者もおり、「バカじゃねぇか」と笑うしかなかった。あぁいう人は恐らく熱病におかされている病人だから、モザイクでもかけて人権を守ってやったらどうか。しかしまぁ、どいつもこいつもカメラ付き携帯でぱしゃぱしゃと撮りやがって。VodafoneのCMか?明治製菓とTBCのために来日したんじゃなかったっけ?


2003年6月18日水曜日

内閣改造という茶番

■インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が、10代〜60代の無料ホームページサービスを利用して個人ホームページを運営している人300人を対象に調査を行ったところによると、ホームページの運営をやめようと思ったことがある人は55%。その大半が、更新がめんどうになったことをあげている…らしい。

■ふーん。そんなもんかいね。僕は思ったことないなぁ…これは日記みたいなもんだからね。で、2冊つけていることになる。これの他に公開していないやつ。個人的な日記ですな。めんどくさい…と思うこともあるけど、日課のようなものだからな。それに僕の場合、CGI使ってるから、更新にそれほど時間がかからないし。

■ニュースがある以上、このノートに書くことはいくらでもある。WEBのニュースサイトからコピペ・編集して、「…らしい」をつける。あとは感想を書く、それだけ。後で読み返してみるのが面白い。いかにバカなことを書いていたかを認識できる。

■小泉さん、自民党総裁再選直後に内閣改造密約ですか。それに対して、野中広務や亀井静香は「まやかしのアメ玉」とお怒りのご様子。確かに竹中平蔵金融・経済財政担当相を更迭するのは厳しいんじゃないか。いわば、構造改革のシンボルとなっているわけでね。まぁ、仮に更迭になったとしても、「抵抗勢力」の意向とは違った人物になるだろう。…しかしまぁ、この茶番、なんとかならんもんか。内閣改造は政争の道具ですか。自民党による政治の私物化をいつまで国民は許しておくつもりだろうか。

■阪神タイガースの優勝に備えて、「いい機会なので、底ざらえなどの浄化をやっていきたい」と道頓堀川をきれいにしようと言い出した愚か者がいる。こともあろうに、大阪府の太田房江知事だ。いつから川に飛び込むことを推進し出したのだろうか。あぁ、阪神の周囲はやはりバカばっかだ。

■岩手県議会運営委員会は本会議で覆面着用を禁止する議会規則改正案を採決することを決定した。容認派と反対派の議員はほぼ同数…らしい。以前にも述べたが、覆面を装着したザ・グレート・サスケ議員を選んだ岩手県民の「見識」を尊重すべきなのである。こんな奴が簡単に岩手県議になってしまうことは面白くないかもしれないが、岩手県議はこのバカを同じ岩手県議として認めなければなるまい。

■だいたい、こんなバカげたことを議論している場合か。よっぽど岩手県議の仕事はないと見える。一人のバカのマスクごときに、容認も反対も糞もあるか、ばかやろう。あんなバカは無視しておけ。ただ、小沢一郎には是非コメントして欲しいね。小沢や自由党の「理念」とか「政治哲学」をぜひ聞かせてください。それはそれは滑稽に違いない。

■オールスターの川崎憲次郎(中日ドラゴンズ)がついに阪神タイガースの井川慶を抑えてトップになった。なぜ主催者側が川崎票を無効にしなかったのかが不思議だ。削除してしまえば済むことなのに…。川崎はおそらく辞退するだろうが、それをニュースや新聞で報道しない方がいいだろう。きっと投票している暇人ってのは、メディアに取り上げられることに喜びを感じているのだろうから。


2003年6月17日火曜日

阪神ファン

■このノートを書かなかったのは、忙しいからではなく、ただ机に座らなかったからである。勉強もしていない。
■それにしても、あれだ…SARSはどこへ行ってしまったんだ。まったく聞かないが…
■松井秀喜がやっとエンジンがかかり出した。だが、冷めきってしまった報道熱を再び呼び戻すには至っていない。これにイチローの活躍や新庄剛志のおもしろコメントが加わっても、まだ阪神フィーバーには勝てない気がする。
■今、考えているのは「阪神ファン」だ。どうも人々は、阪神タイガースのファンはいつも熱狂している、というイメージを持っているのではないだろうか。テレビに映し出される巨人ファンというのは、けっこう普通なコメントが流されることが多い。それに比べて、阪神ファンのバカ騒ぎはなんだ。あれがどうもいけない。バカなファンのバカ騒ぎには、「バカだなぁ」の一言ではすまされない何かがある。
■どうも阪神ファンのイメージが出来あがっていて、メディアもそれに合致した映像を意図的に流しているような気がしてならない。冷静に語っている阪神ファンは「阪神ファン」のイメージとは合致しないからだ。あるいは、本当の「阪神ファン」は陽気でなくてはならないという「暗黙のルール」があり、皆それを演じているのではないか。そうなることでやっと自分も「阪神ファン」になれる。きっとそうに違いない。じゃなきゃ、阪神ファン・バカ率の高さを説明できっこない。
■「イラク新法」なる法律ができそうだ。実際は「戦闘協力法案」なのに、「復興支援法案」と粉飾している。ごまかしごまかし…いったいどこまで行ってしまうんだろうか。
■過失致死・致傷罪で禁固1年6月の実刑判決を受けた毎日新聞元写真部記者、五味宏基受刑者がアブドラ国王による特赦を受け、釈放される見通し…らしい。なんだか日本に迎合した特赦という気がしてならないのだが。この人、毎日新聞を解雇されちゃったのかなぁ…
■川崎市川崎区の古本店で今年1月、漫画本などを万引きして逃走した中学3年の男子生徒が踏切で電車にはねられ死亡した事故で、警察に通報したことを「人殺し」などと非難された店長が店じまいした…らしい。おそらく店長はひどく自分を責めたに違いない。自分が通報した結果、志望したのだからなぁ。
■ここから出てくる論点は、中学生の万引きを警察に突き出すかどうか、ということだが、この事件の場合、店主の行動は正しい行動をとったまでだと思う。この中学生は、親や学校に知られたくなくて、正しい情報を喋らなかったというし、万引きの被害が深刻で、厳しい処置をとらなければならかったはずだ。店長に他の選択肢があっただろうか。
■「ごめん」で済んだら警察いらん。親や学校に知られたくないばかりに、何も語らない。そんな子供に「反省しているから許そう」「喋らないから見逃そう」と思うだろうか。店主は厳正な対応をしたにすぎない。列車で死亡するということは、予想できなかったことであるし、それは正当な対処の不幸な結果に過ぎない。
■カメラ付き携帯電話で盗撮して逮捕されたというニュースを聞いた。まぁ、当然こういった事件は今後増えるだろうなぁ、デジカメ携帯の性能アップで。


2003年6月13日金曜日

ネバーギブアップの精神=スポーツマンシップ

■イラクは、米国にとって脅威となる大量破壊兵器(WMD)を本当に持っていたのかという疑問を抱かせる報道が米国で相次いでいる。議会も、WMDの存在を示唆してきた情報機関に対する調査を本格化。ウォーターゲート事件をもじって「WMDゲート」とささやかれ始めている…らしい。

■ブッシュ政権がCIA報告に圧力をかけたなんてことも言われてますわな。アメリカではサダム・フセインを排除せよということ自体に国民的な合意があったように思われるが、「大量破壊兵器排除」でアメリカ支持を打ち出したイギリスなどの同盟諸国にとっては痛いところかもしれない。

■日本は、アメリカが「大量破壊兵器がある」ということを盲信しちゃったからねぇ。どうするつもりだろう。アメリカ支持を全面的に押し出した産経新聞では、この大量破壊兵器問題を完全に黙殺している。

■イスラエルは、エルサレムで起きた自爆テロの犯行声明を出したイスラム原理主義組織ハマスとの「全面戦争」を決定した…らしい。う〜む、こりゃとうぶんテロは続くだろうなぁ。中東和平の指針であるロードマップ…やっぱ、そう簡単には行かないよなぁ。

■暴力団関連企業から秘書給与の肩代わりを受けていた松浪健四郎衆院議員(保守新党)に対する議員辞職勧告決議案が与党3党の反対多数で否決された。これにより、松浪議員の秘書給与の肩代わり問題は、事実上幕引きとなる見通し…らしい。

■いやぁ、松浪健四郎の「ネバーギブアップの精神もスポーツマンシップだ」という妄言がすんなり通ってしまいましたよ。ちなみに、辞書によれば、スポーツマンシップとは「フェアプレーをし、勝負にこだわらない、明るい健康な態度・精神」だそうです。永田町では、暴力団とつるむ事もフェアプレーであって、議席へのこだわりを見せるのが通例だ。

■ハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事選に意欲…だそうな。レーガン大統領という先例があるから、そのまま大統領に…なんてことを考えている可能性だってある。やれやれですな。

■なんでも、「ぜひカリフォルニア州知事になりたいものだ。州が私を必要とし、自分より良い人物がいないと思ったら、その時は選挙に出る」などとほざいているらしい。「必要とされている」と思うような奴にろくな奴はいない。往々にして、こういう自意識過剰なバカは有害であって、非常に厄介だ。大迷惑なのです。

■シュワちゃん、「自分より良い人物がいないと思ったら」出馬するらしい。彼にそんなことを思わせるほど、アメリカは人材不足なのだろうか。あぁ、そうか。おそらく彼も「ブッシュ大統領」を見て、同じことを思ったのかもね。なにせ、アメリカのトップである大統領が、あのジョージ・ブッシュだ。彼がアメリカの人材不足に憂慮したり、あるいは、「アイツでも大統領ができるなら、俺にもできるんじゃないか」と思ったとしてもなんら不思議ではない。


2003年6月12日木曜日

ビル・クリントン/モニカ・ルインスキー

■ビル・クリントン前大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員の回顧録『リビング・ヒストリー』が売れているらしい。AP通信のすっぱ抜きで事前に漏れ、不倫に苦悩する様子がセンセーショナルに報じられた。話題作りとしてはよい効果になっただろう。なんだか話題作りのために意図的に漏らしたようにも思われる。夫とモニカ・ルインスキーさんの「不適切な関係」までも政治的道具に利用するたくましい女性ですねぇ。

■鳥取県の片山善博知事が、政府の地方分権改革推進会議(西室泰三議長)について、「議長の西室氏は同会議を非民主的に運営した」などと批判、同氏が会長を務める東芝製品の不買を含め検討を始めたことを明らかにした。これに抗議が殺到しているらしい。ホテル税で対立した石原慎太郎知事はコメントしてないのだろうか。まぁ、石原知事よりも片山知事の方が少なく見積もっても100倍は優れていると思うが、今回のはねぇ。いや、苛立ちはよく理解できるんだけど、「東芝不買」は行き過ぎだろう…

■ソニーから退職慰労金16億円が支払われる見込みの大賀典雄名誉会長が、手取り分の全額を長野県軽井沢町に寄付する…らしい。いやぁ、すごいなぁ。もっとも現役時のソニーからの給与だけでも膨大な額だろうから、これ以上のお金は必要無いんでしょうね。で、16億で名声をお買いあげです。


2003年6月11日水曜日

マイケル・ムーア/アメリカの猪瀬直樹

■『噂の眞相』(7月号)の「七人のバカ」を立ち読みして驚いたのだが、『ボウリング・フォー・コロンバイン』(アカデミー賞受賞スピーチでマイケル・ムーアが「ブッシュよ、恥を知れ!」とわめいていたのは記憶に新しい)に猪瀬直樹が推薦文を寄せていたらしい。
マイケル・ムーアは「アメリカの猪瀬直樹だよ」と言ってしまいました。――猪瀬直樹さん(作家)
 …だって。思わず笑ってしまった。こいつ何を言ってんだ?猪瀬よ、ムーアはお前のように権力に擦り寄ったりはしない。

■じゃぁ、批判していればいいかと言えば、それも内容次第である。同誌の「筆刀両断」で、佐高信は竹中平蔵を批判しているのだが、その内容の無さはまるで素人レベルだ(お前が言うなよ、という声が聞こえてきそうだが)。相変わらず、「マック竹中」とか「居直り平蔵」とかくだらんことを言っていたり、竹中が持ち上げている松下幸之助を例によって批判してみたり(佐高の松下批判って、ほんとしつこいよ)。あんなんで金もらえるなんて、楽な商売だよなぁ。

■巨人の渡辺恒雄オーナー(読売新聞グループ本社社長)が1年以内にオーナー職を退き、後任に堀川吉則球団社長を指名する意向である…らしい。まぁ球団のご意見番的な存在としてはどうせ居残るんだろうが…ヒールがいなくなって、野球の話題が少しは減ると期待しよう。

■「FLASH」によれば、お笑いコンビの極楽とんぼ・山本圭壱が、東京・六本木のクラブホステス(23)を妊娠させ、5月に中絶させていたことが発覚した…らしい。おいおい、極楽、大丈夫かぁ。こういったことでどんどん芸能界の隅へと追いやられていく気がするなぁ。


2003年6月10日火曜日

万景峰号

■万景峰号、新潟入港を中止ですか…テレビ各局は生中継をしようとしていただけに、予定がはずれて残念ですね。まぁ、お祭り騒ぎにならないですんでよかった。
■それでも、せっかくだからとばかりに、メディアは新潟港から中継していた。蓮池透さん、各局に中継で出演して大活躍。
■延期した要因には?海上保安庁による安全性検査、PSC(ポート・ステート・コントロール)が厳格に実施され、安全基準を満たしていないことが明らかになれば、航行停止命令が出る可能性が高い。?万景峰号に燃料の重油を供給してきた日本の大手石油会社が今回、販売自粛を表明したことで重油不足におちいった。というものがあげられている。
■しかし、来航を禁止させようと活動している人たちがよくわからない。なんだか北朝鮮に批判させる材料を提供しているだけのような気がするのだが。別に検査を厳格化すればいいだけの話という気がする。
■韓国の盧武鉉大統領が帰っていった。国益無視の麻生太郎の創始改名発言や有事法制成立のせいで、最低限、過去や安保や憲法に言及せざるをえなかったが、終始「未来志向」を強調していた。日本側も「未来志向」で報いなければなるまい。
■過去や有事法制、憲法改正の動きを盧大統領が牽制したことに、産経新聞は「過去への固執を見せた」と記述している。ちょっと茫然とさせられる。自覚がないのだ。有事法制を訪日中に成立させたことや、訪日直前の麻生の創始改名発言によって言及せざるをえない状況に追いこまれたことを。韓国が「未来志向」を目指そうとしても、産経新聞的なものがそれを妨げようとしている。
■韓国では、大統領が「未来志向」の日韓関係を強調したことに関して、日本の右翼勢力が勢いづくのではないかと懸念する声が出ている(事実はそれとは逆で、過去を出すから右翼が反発するのだ)。韓国に「過去に固執」して欲しくないのであれば、産経新聞などは黙っていることが一番であろう。彼らが好きな言葉を拝借すれば、それが日本の「国益」にもなるというものだ。