2003年6月9日月曜日

石原新党

■最近、雑学本にはまっていまして…。その勢いで、『雑学サプリメント』と題したコーナーでも作ろうかと考えた。まぁ、実現可能性はかなり疑わしいですがね。ってか、そんなことをしている暇があるのか、俺は。まったくの初耳だ。

■それにしても、午前中、テレビばかり見ていた気がする。これでいいのか、俺は。いや、たぶんダメだと思う。

■『報道2001』や『サンデープロジェクト』に石原慎太郎が出ていた。あいかわらず、石原新党について聞かれるとうれしそうだった。あぁ、嫌だ嫌だ。「石原総理待望論」がある…なんて煽てると、石原は「名誉だが迷惑」と言うんだ。ほんとはうれしそう。顔がほくほくじゃねぇかよ。豚もおだてりゃ何とやらってなわけで、その気になりゃしないかと気がかりだ。

■『ザ・サンデー』は例のごとく北朝鮮ネタ。ほんと北朝鮮が好きだなぁ。「独占スクープ」なんてことをやってるわけだが、そんなに得意になるようなことでもなかろうに。だいたい口ばっかで、中身はちっともたいしたことがない。ほんとオカルトが好きなんだな。

■6月4日に取り上げた『笑っていいとも!』の「キリンプロ事件」…『笑っていいとも!増刊号』のリクエストで一位を獲得していた。へぇ…カットして逃げるかと思ったが、放送するんだなぁ。まぁ、あれが一位にならなきゃ嘘ですがね。

■あそこをカットしなかったのは偉いとは思うものの、番組からの言い訳や謝罪の言葉がないのはなぜだ。「仕込み」をしていたことを「ハプニング」と言って終わらせるのはまずいだろう。ナレーションで「キリンプロは0歳〜60歳までのタレントが所属するプロダクション」みたいな説明だけされてもなぁ…

■『アッコにおまかせ!』に、川村ひかるが電話出演して千代大海との交際について語っていた。和田アキ子にも突っ込まれていたが、4連泊で「お友達です」なんて、そんなバカな話があるものか。どう考えてもセックスしてるだろ。いや、それともエッチなんて誰とでもできまんねん、っていう告白だろうか。

■いずれにせよ、相撲取りとのセックス…地獄絵図だ。クーラーがなかった時代はなお深刻だっただろう…力士とのセックスは命がけだったに違いない。

■ドコモの「505i」シリーズのCMがうざい。加藤あいに「びっくりした?」と聞かれても、「その必死さにびっくりしました」と言うしかない。「カメラ付き携帯」を買わせようとする洗脳は止めてください。僕はドコモ派なのだが、tukaの松本人志のCMは「我が意を得たり」という感じなので、健闘を期待したい。もっと冷や水を浴びせ掛けろ!携帯会社に踊らされてはいけないんだ!

■ただ、「お金大事でしょう?」…なんてことを松本人志に言われてもねぇ。なんだか「(お前ら少ない稼ぎなんだから)お金大事でしょう?」と聞こえて、ひどく嫌味に聞こえる。これって庶民のやっかみだろうか。たぶん世間一般にはイメージの悪いCMだと思うな。そうそう、ツーカーさん…お金が大事かと問うぐらいだ。ツーカーさんはよほど安い料金でサービスを提供している自信があるんでしょうな。


2003年6月8日日曜日

サミー・ソーサ 違法バット

■大リーグ、サミー・ソーサの違法バット問題…関係者への事情聴取や、野球の殿堂に納められたバットを含むソーサ選手のバット自体の検査などで他にコルク入りバットが見つからなかった。しかし、これでソーサの言い分通り、「シロ」とはならないようだ。専門家によれば、持っただけでも違いはわかるという。スウィングをすれば当然「軽いな」と気づくようだ。

■大リーグ機構の出場停止8試合とする処分には不服として異議申し立ての手続きをしている。違法バットを使ったのは事実なんだから、処分はいさぎよくうければいいのにと思うけどなぁ。

■自民党総務会、「創氏改名」発言めぐり賛否両論…だって。訪日している盧武鉉韓国大統領にとっても、麻生発言は迷惑なものだろう。国内の反発に配慮しつつ、「過去を教訓に未来へ」といった趣旨の発言にとどめている。天皇陛下も同様の発言をしている。しかし、この種の発言が出てくる時点で、すでに「過去」が日韓関係にもたらしている不幸を見ることができる。

■「過去」がいまだに日韓関係に深刻な影響を持っているのは、ある種の「憎しみの連鎖」だろう。日本が「いつまで謝罪すればいいんだ!」「植民地支配でいい事をもした!」となれば、韓国は「開き直り!」「歴史を美化している!」と反発し、それに対して日本が反発し、韓国がさらにそれに反発をする。結局、お互いが感情的になっていて、いっこうにやむ気配がない。

■また、韓国では盧大統領が訪日と同時に有事法制3法が成立したことに失礼で傲慢だという反発があった。韓国にとって、有事法制は「戦争準備法制」であり、日本の「右傾化」の懸念が強まることだろう。なかには「軍国主義への回帰だ!」などという見方まであるようだ。

■韓国の新聞の論調は「北朝鮮の危機を口実に日本が再軍備にはしっている」といったもので(まぁ、保守派の一部にそういう奴らがいることは事実だが)、有事法制の照準は「北朝鮮」以外にないことをまず韓国の人々は冷静に理解できているのかが気がかりだ。

■『ポンキッキーズ』にテツandトモが出ているのを目撃した。例のごとく、「なんでだろう〜♪なんでだろう〜♪」とやっていた。しかし、ガチャピンとムックに「なんでだろう〜♪」と疑問をぶつけなかったのは何でだろう。ガチャピンとムックなんて存在そのものが「なんでだろう」である。「なんでだろう」の塊じゃないか。たとえば、あのガチャピンの毒々しい皮膚の色はなんだ。


2003年6月6日金曜日

パレスチナ国家樹立へ

■ブッシュ米大統領は、アカバでイスラエルのシャロン首相、パレスチナ自治政府のアッバス首相と初の3者会談を行い、2005年までのパレスチナ国家樹立への道筋を示した新和平案「ロードマップ」(行程表)の受諾が公式に表明された。「暴力と流血の連鎖」が断ち切れなかったパレスチナ情勢は大きな転機を迎えた…らしい。
■3段階から成る行程表は、第1段階で双方の暴力停止やパレスチナ自治区の民生向上などを挙げ、第2段階で暫定境界を持つパレスチナ国家を創設。第3段階で難民や聖地を含む難問の2005年までの最終的な解決を目指している。
■最大の問題は、聖地エルサレムの帰属と過激派を抑えられるかだろう。イスラエル、パレスチナ(国家)が共有が現実的のように思われるが、それで丸く収まるかどうかはわからない。そして、そんなことで過激派は納得するのだろうか。あと、アメリカのスタンスが公正たりうるかということも懸念材料だろう。大統領選挙で勝てるように、せいぜい点数稼ぎしてくださいな。あぁ、勝っちゃ困るか。
■アメリカの世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、世界の指導者で信頼度が高いのは、欧米ではブレア英首相とアナン国連事務総長、イスラム圏ではシラク仏大統領とアラファト・パレスチナ自治政府議長だった。ブッシュ米大統領への信頼度は、イスラエルを除くほとんどの国で低かった…らしい。
■イスラエルではブッシュ大統領が最も信頼されている。まぁ、イスラエルびいきのブッシュ政権のこと…予想される結果ではあるが、あのバカ大統領を信頼できるイスラエルってのはすごい。やっぱ、これも「テロへの恐怖」がなせる業だろうか。
■中東和平の困難性がより明示的に示されているのは、同調査で、パレスチナにおける信頼度は「国際テロリスト」のウサマ・ビンラーディン(71%)が1位となっていることだ。イスラエル支援を続けてきたアメリカ…アメリカへの憎しみは相当強いはずで、それがアメリカに一撃を食らわせた「英雄」であるビンラディンを信頼する所以だろう。そんなアメリカが仲介する和平プロセスを、パレスチナ人はどれだけ信用できるだろうか。
■「燃焼系〜♪燃焼系〜♪アミノ式♪」ってわけで、ちょっと前に話題になったあのCM(ちなみにあの飲み物の正式名称は「アミノ式の明るい生活計画」と言うらしい)…手をつかずにその場で宙返り、足の屈伸だけ棒上りをしたり、といろいろやってきたわけだが、それだけでは飽き足らず、今度は子供を足でくるくると回し出した。
■そこで、急に思ったのは、足でくるくると回されている時、人はどのようなことを考えるのだろう…ということだ。それはそれは複雑な気持ちだろう。いったいどんな顔をして回されればいいのだろうか。ちょっとした罰ゲーム(幼児虐待と呼んでもいい)じゃないか。
■実際に、あの回されている子は何を考えて回されているんだろう。あるいは、将来自分の映像を見てどう思うのだろう。親は子どもが出演しているCMは大事に取っておくだろう。そして、成長した我が子に幼少期の子どもの活躍を見せる。映し出されているのは、奇妙な特技を持った女に足で回される自分だ。それはそれで複雑な気持ちにさせる。


2003年6月5日木曜日

キリンプロ

■ノートを修復。でも、6月2日ぶんのやつが消失。何を書いたっけ…TVタックルネタで、田嶋陽子と舛添要一はいらん、ヒットラー金子勝、なんてばかげたことを書いたことだけは記憶している。
■あぁ…あと、福田康夫が官房長官の連続記録が歴代一位ってのに対して、「福田赳夫のお坊ちゃん」だから小泉純一郎も森喜朗もクビを切れない…ってやつ。そうだ、テレビで見る映像では、いつも小泉総理はいつもブッシュ大統領に首根っこつかまれている…ブッシュ所有のテキサスの牧場に呼ばれて、身も心も「家畜」になった、ってなことを書いたっけ。
■愛媛県伊予三島、川之江両市、土居町、新宮村の4市町村による合併協議会が、来春の合併後の新市名を「四国中央市」と決めたことに対し、住民から「名前負けしそう」「センスがない」などと反対の声が強まっている…らしい。
■なんだよ…「四国中央市」って。確かにセンスないなぁ…長いしね。でも「名前負けしそう」って反対の声は不可解だな。「四国中央市」って名前はそんなに立派かい?「四国」の「中央」の「市」ですよ。なんだか「田舎の中の田舎」って宣言しているみたい。なにもそんなことで威張らなくてもいいじゃないですか。
■一方、岐阜県南濃町など3町が合併し、来年3月に発足予定の「ひらなみ市」の名称をめぐり、南濃町の住民ら、「無理なこじつけで、土地の顔が見えてこない」として撤回を求める請願書と、町民約1万7000人のうち約4400人分の反対署名を町議会に提出、受理された…らしい。気をてらって、ひらがなですか…まぁ、よくあることだね。
■「親しみやすい」のが選ばれた理由らしいが、地名にひらがなが使われていることが本当に親しみやすいだろうか。政治家がよく自分の名前をひらがなにしていることが多い。あれと同じで、どうも人をバカにしている気がする。
■大リーガーのサミー・ソーサが、バットにコルクを入れていたらしい。まぁ、飛距離が伸びるんだろうね。せっかく偉大な記録を積み上げてきたのに。これは深刻な影響を与えそうだ。
■ソーサは、「練習用のバットを誤って使ってしまった。残念で、謝罪したい。責めは負う」と釈明した。 違反バットを持っていたかについては「打撃練習の時、ファンを喜ばせたかった」と語っている…らしい。確かに、その言い訳はもっともらしい。が、たまたま間違えたと言われて、はいそうですかでは終わらないだろう。
■『笑っていいとも』(フジテレビ)のオープニング・コーナー、「ドリームズ・カム・チャイルド」で、自己紹介で、2番目に出演した4歳の女の子が「キリンプロの〇×です!」と所属プロダクション名まで喋ってしまった。さらに、追い討ちをかけるように他の男の子も「キリンプロって言っちゃダメってママに言われてたのに!」とつられてしまった。
■芸能プロダクション所属のいわゆる「仕込み」であることを子供たちが白状してしまったわけだ。生放送と子供ならではのハプニングに、藤井隆は「吉本興業の藤井です!」と笑いを取りにいった。他の出演者も必死に笑いを取ろうとする。さらに、その日のテレホンショッキングのゲスト・千原兄弟も「ぼくもキリンプロだ」と発言した。
■当然、こういったことがあると、『笑っていいとも!』の他の「素人」出演コーナーも疑いの目が向けられるだろう。こういった「仕込み」は、だいたいテレビ業界では当たり前のこととなっているようだ。たとえば、その露骨な例が「ガチンコファイトクラブ!」であった(『ガチンコ!』自体、「やらせ」無しでは成り立たないわけだが)。名の売れない芸能プロダクションから「素人」を使う。まぁ、売れていないだけあって、竹原慎二に反抗している「芝居」など見ていられなかったが。


2003年6月4日水曜日

掲示板

 「生活ノート」を置いていたサーバーの調子がまた悪くなった。最初は「またかよ」と思ったが、今回はかなり状況が違い、極めて厄介なことになった。 同じサーバーを利用している他のサイトは普通に表示されるため、どうやら僕のアカウントは削除されてしまったようだ。 容量は小さいものの、無料・広告表示義務無しでCGIが使えたお気に入りのサーバを失うかもしれない。 どうやら、前に「生活ノート」を置いていたサーバに障害がおきた時、事業者側が、サーバの負担を軽減させるために、更新されていないページのアカウント削除に乗り出したようだ(僕の予想)。 諸事情があって、そのサーバのトップページ(index.html)は「Forbidden」としていたため、削除対象になったのだろう。 まぁ、トップページを公開できない事情を話して、利用再開を頼み込むしかなさそうだが、復活のめどは立っていない。だから、「仮・生活ノート」を設置しました。ただし…広告表示あり・最下部を見よ(泣)。あぁ、「読みやすく、シンプルなデザイン」をこのホームページのデザインのコンセプトだったのに…
■ちょっと前に、「掲示板はなぜ設置しないのですか?」というお便りをいただいた。「書き込む人がいないから」というのもなきにしもあらずだが、一番の理由は他のところにある。
■たとえば、「○○のファンです。」といった情報が書かれたとする。となると、僕はその「○○」に対して、批判をしにくくなるんですね。その人のことがどうしても、多少は脳裏によぎってしまう。僕の知人にこのサイトの存在を教えていないのも、そういう事情があるからなんですね。■前は「相互リンク募集!」なんてことを言っていたわけですが、同じ理由で止めました。
■そういえば、かつて掲示板があった頃、ありがたいことにこのページを毎日チェックしていてくれた方がいたんですね(現在、訪れてくれる方で、彼のことを知っている人は2〜3名かな?)。で、その人は「プロレス」と「野球」が好きだったようなんですね。でも、僕は「プロレス」を「SMショー」「コント劇」と呼んだり、「野球なんて壊滅してしまえ!」なんて言ってるわけです(この時も彼のことが頭によぎらなかったわけではない)。それでも何とかそれを受け入れてくれた。
■しかし、ある時を境にピッタリとアクセスがなくなるわけです。3月15日以降、つまり「ザ・グレート・サスケ」や「覆面レスラー」のバカさを指摘したとこですよ。さすがに、我慢の限界だったんでしょうね(笑)
■まぁ、このサイトは細々とやっていこうとも思っているので、「去るもの追わず」と開き直っていればいいんですが、やっぱ長い付き合いだったんで、それなりに寂しいものだった。■で、そこからも導き出される結論は、特定した人物の存在を知ってしまったり、見てくれる方の選好を知ってしまえば、このサイトを何のために作ったのかを見失ってしまうということ。
■まぁ今後も、僕は好き勝手言ってますので、おそらく皆さんの気持ちを逆撫ですることもあるでしょう。しかし、気に障った部分があっても、「ふーん」と寛容に読み飛ばしていただければ幸いです(別にお便りで指摘してくださっても、それはそれで歓迎ですが)。それが無理で、見るに耐えないのであれば、そっと抜け出してください。「これまで楽しみに見てきたのですが、○○に関する記述は…」などという「別れの挨拶」は全く無用ですので。 ※覆面レスラー問題で離別した方(この人は何も言わず去っていった)とは、別の人でいたんすよ。


2003年6月2日月曜日

ゴキブリ法則

■ゴキブリを部屋で見つけて、ショックを受けた。というのも、あの有名なゴキブリ法則が思い出されるからだ…1匹いたら、あと数十匹いると思え。このことは、ゴキブリというが集団を作る生き物であることに根拠づけられているのだろう。あの黒く気持ち悪い生物がうじゃうじゃといて、そいつらと同居していると思うと、何だか気分が悪くなる。
■あの気持ち悪さは何事だろうか。あの物体を発見した時、かなりビビった。あの「カサカサ…」という動きがどうもいけない。しかし、一方で、それだけで排除されるゴキブリというのもかわいそうな存在なのかもしれないなどとも同情している。確かに、感染病などを運ぶという害の面はあるが、日本は感染症が深刻であるというわけではあるまい。やはり、ゴキブリは「醜い」「不潔」という論理で排除されている。なんだかかわいそうだな奴だ。
■ここで気になるのは、ゴキブリを忌み嫌うのは世界共通なのだろうか、ということだ。これは調べてみないとわからないが、少なくともゴキブリを食用・薬用として利用する地域は存在するらしい。
■どうでもいい豆知識コーナー。ゴキブリの名前の由来…蓋つきの食器(五器、御器)をかじることから、五器噛(ごきかぶり)と言われ、その後、フリガナの間違いなどによりゴキブリとなったようだ。
■そういえば小学校の頃、「ゴキ」と呼ばれる子がいた。汚い格好と肌が黒いことから、不名誉にも「ゴキブリ」と命名され、クラス中から「ゴキ」と呼ばれていた。ちょっとしたイジメだったなぁ…子供ってのは残酷だ…
■…などと他人事のように発言してしまったが、最初にそう呼び始めたのは、他ならぬ僕である。いや、ほんと何気なく呼んだだけなんだ。もうあっという間に広がったなぁ…ゴキブリ。その後、周囲からゴキブリのようにしつこく「ゴキ」と呼ばれ続けた。(そう言えば、彼は一時期「しらみ」とも呼ばれていたなぁ…)
■麻生太郎が「(創氏改名)朝鮮の人たちが『名字をくれ』と言ったのがそもそもの始まりだ」と発言した。創氏改名は、朝鮮の皇民化政策の一環として実施されたと一般的には理解されている。一方で、日本との経済交流の中では、日本名を名乗った方が都合が良かったという理由から、強要されたものではないとする主張も存在する。だが、経済のためと割り切って、自己のアイデンティティを捨て、日本名を求めた人はいったいどれだけ人数だというのか。麻生は「強制された人はいない」と言いたいのだろうか。
■また、麻生は「ハングル文字は日本人が教えた。義務教育制度も日本がやった。正しいことは歴史的事実として認めた方がいい」と発言。さらに、「歴史認識を一緒にしようと言っても、隣の国と一緒になるわけがない」と述べ、根本的解決は困難との見方を示した。
■確かに、歴史認識の問題は難しいだろう。だが、だからこそ、慎重に議論をしなければいけないはずだ。政権与党の政調会長という重役についている政治家ならなおさらのこと。軽々に発言することで、「(日本に対する)韓国の感情的な反発」と「(麻生に対する)保守派の喝采」を得ることができようが、いったいそれがどれだけの意味があるというのか。よっぽど、小林よしのり みたいな奴に「歴史認識がしっかりしておられる」と誉められたいのだろうか。
■韓国は感情的になりすぎている。そのことをまず認識すべきだ(保守派は誰よりもそのことを知っているはずなのだが)。そこに、麻生のような頭の悪い政治家が、何も考えずにべらべらと喋り、火に油を注ぐ…これでは溝は深まる一方だ。根本的な解決の困難性は、溝を埋めようとはこれっぽっちも考えない政治家にある。そのことをまず麻生は知るべきだろう。 ■彼のような人間に「日本はいつまで謝罪すればいいんだ!」と言って欲しくない。それよりも私は、「いつまで日本に謝罪をさせるつもりだ!」と麻生に言いたいんだ。
■カレーにはコーヒーを入れるとコクが出ていいと聞いて、作ってみた。よくわからなかった。これは対照実験でもしないとわからんかも。いや、コーヒーを入れる量が少なかったのか。
■貴乃花の「一台年寄貴乃花襲名披露パーティー」と称して生中継番組が放送されていた。まぁ、断髪式、引退セレモニーだね。おもしろかったのは、兄である花田勝や母である藤田憲子がほとんど出てこなかったこと。「若貴」などはNGワードに指定されていたみたいね。
■貴乃花、挨拶の台本を用意してた。それぐらい見ないでやれよ…感情が入ってないし。しかも、そのわりには凡庸な表現しかしていないし。頭の悪さを改めて見せつけて終了。


2003年6月1日日曜日

パチンコ辞職

■5月も終わり…梅雨の到来ですか。なんだか「じめぇ〜」っとした感じが嫌だが、雨の音は嫌いではない。
■パチンコで辞職した秋田県の千葉隆副知事。パチンコ…そんなに面白いものかなぁ…ギャンブルってのは、どう考えたって儲かるシステムにはなってないわけで、純粋にゲームとして楽しめる人なんだろうな。パチンコみたいな単純なゲームで楽しめる人は幸せだと思う。いや、けっこう本心からそう思う。
■愛媛丸事件で、森喜朗がゴルフを続けた騒動を思い出した。森総理がナイスショットしすぎて、ゴルフボールが愛媛丸に当たって沈没した…そんなイメージを抱かせるぐらい、悪意を持ってマスコミは報じたなぁ。
■森総理がやっていたのが「ゴルフ」でよかったと思う。これが「パチンコ」だったら、かなりまずくはないか。一国の総理が「パチンコ」を興じるのだ。もっと深刻な問題をはらんでいたのだろう。
■「タマちゃん」のイラストが描かれた「タマちゃんバス」が川崎市で運行しているらしい。車体を広告に利用できるとPRするため、タマちゃん人気に頼る作戦…らしい。「タマちゃん」も汚いけど、それを利用するバス会社も根性が汚い。
■あと、汚いつながりで言えば、バスの広告って、ものすごく景観を損ねている気がする。ますます日本の町並みが醜くなっていく。企業からの広告でそりゃぁお金が入ってくるだろうさ…でも、町がますます醜くなる、そういう代償を払っていることを忘れてはいけないのではないか。ついでに言えば、そこに描かれているのが「タマちゃん」だった場合、いろんな意味で「汚い」のです。
■木村拓也の弟、木村俊作がアメフトの日本代表に選ばれたらしく、ちょっとした話題になっている。「キムタクの弟」ともなれば、当然そのルックスが話題になる。で、彼を見て、人々は「全然、似てない」と勝手なことを言うのだろう。「キムタクの弟」と呼ばれる彼に、私は心から同情する。いや、それこそ「勝手なこと」であることは承知しているのだが。