2004年8月8日日曜日

MVPセルジオ越後

■やったー!勝った!勝った! …というわけで、アジアカップ、日本が中国に勝ちましたね。MVPはもちろんセルジオ越後。三点目決まった時に「やったー!勝った!勝った!」ですもん。このプレーは秀逸でした。無邪気にはしゃいじゃって…なんか微笑ましいね。普通、解説者ってのは、いくら残り数分とはいえ、「最後まで気をゆるめてはいけませんね」とか言うでしょう。セルジオはそんな野暮なことは言わない。「勝った!」と思えば、断言する。熱すぎるぜ、セルジオ越後。

■準決勝の日本×バーレーン戦でも、「やった!やった!やった!」「すばらしい!すばらしい!すばらしい!」の連呼。今大会、もっとも目立ってました。そういえば、堀池巧のことを完全に「さん」付けするようになったね。ちょっと残念。「偉そうだ!」とか苦情でもあったのかな。

■でも、三点目入ってよかったよ。二点目の中田浩二がハンドかどうか微妙だったからね。中国人が「汚い手を使って勝った」なんて言い出しかねなかったし。


■やはり、国家の時にブーイングが起きたものの、たいした騒ぎはおきなかったね。まぁ、ワールドカップの時に、日本のわかってないファンも対戦相手の国家斉唱のときにブーイングしたわけだからね。これぐらい大目にみてやろうよ。これから国として成熟してくれば、いかに自分たちが恥ずかしいことをしてたか自覚すんじゃない?

■さて…反日ネタはもういいよ…って感じだけど、こんな見方もあるんだね…

■中国フーリガン「日本と韓国は嫌い」(中央日報)
長い間、韓国と日本のサッカーに比べて劣勢にある中国サッカーファンのコンプレックスが、韓国と日本に対する揶揄と非難、さらに相手チームへの応援、激励につながったということだ。 アジア和合の場であるアジアカップサッカー大会が、中国観衆の心の狭さで汚されている。

 これでいよいよコンプレックスが強まったわけですね。しかも、日本は主力がぬけてたし…ついでに産経も

■サッカー・アジア杯きょう日中決戦 中国、日韓に対抗心(産経新聞)
 中国サッカーファンの行儀の悪さはいまに始まったことではない。しかし今回のアジア杯での彼らの行動は尋常ではなかった。その深層心理には二つの要素がある。
 一つは二〇〇二年W杯で、日韓がともに決勝トーナメント進出を果たしたのに対し、念願の初出場を遂げた中国は予選リーグ三試合で一点も挙げられずに惨敗したことだ。当時、中国のメディアは日韓を称賛、サポーターも中国チームへの批判が圧倒的だった。
 中国が初開催国になったアジア杯は、ファンにとっても勝利を手にするチャンスであり、この心理が日本へのやじと対戦相手への一方的声援になった。その点は韓国に対しても同様だったという。中国にとって日韓が強敵であるのは確かだが、それだけでは説明はつかない。
 愛国主義教育の影響や大国意識の高揚で、日韓への過剰な対抗心と優越感が強まっているのではないか。例えば、歴史問題や尖閣諸島領有、日本近海の調査活動で、ときには威圧し、ときには一方的な行動にでる中国政府の態度にも通じている。最近の高句麗問題をめぐる中韓対立で、中国側の有無を言わせぬ対応も同様だ。



0 件のコメント: